♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

稽古場から劇場へ

2009年03月31日 23時11分28秒 | JULIE
稽古場の練習も終わり、いよいよ劇場へ。

稽古場付近の桜も咲いたようでJulieも桜を満喫できたかしら。

って言ってもあの近辺は行ったことがないんだけれど。


ドラマシティでのゲネプロも、もう始まった頃でしょうか。

初日まであと2日。

本番と同じようなゲネプロ。初日当日もあるのかなぁ。


20年前にJulieと同じ舞台を踏んだときはゲネプロは3日間。

劇場の横浜アリーナでのお稽古は7日間で、
そのうち最後の3日間が本番と同じ時間にゲネプロ。

ゲネプロのときにはもう既にお芝居は完成してる。
あ、でも劇場で手直しが入るかもしれない。

ただお客さんが入った劇場と、そうでない劇場では演じる側の気持ちが違う。

お客さんを前にして初めてお芝居がイキイキとするんだと思う。

自分が舞台に立ってみてそれを実感した。

舞台で演じる側は客席からの見えないパワーをもらい
それに答えようと熱演する。

初日に幕が開いて客席を見た瞬間にそれを体験した。

熱いもの、見えない何かが客席からおしよせてくるような感じがした。

きっと舞台に立ってる側はその見えない何かでエネルギーがわき
自分の持ってる力以上のものが出せるような気がする。

Julieが生のステージを、板の上を好むのもそんな理由ではないのかな。


以前はお芝居を見ることがあまり好きではなかった私が
Julieと同じ舞台に立ち、同じ経験をしたことで
舞台で演じる側の気持ちがちょっとだけわかるようになった。

それ以来、初日の舞台の幕が開く瞬間が見たいと思うようになった。


お芝居のチケットは、やはり千秋楽がすぐ売れる。
千秋楽だけしか見ない人もいる。

あまり興味のない人は1回しか見ない人もいるだろう。
私のジュリ友もやはり1回だけの人も何人かいる。

そんな人達はすばらしいお席で鑑賞できるという。


まだセリフがこなれていない初日は好まない人が多いよう。

でも私のお芝居の観方は変わっているかもしれない。
好きなお芝居はやはり初日は外せない。
そして2日目も。

初日を見たいのは演じる側と同じ気持ちを味わいたいから。
Julieと同じ気持ちをちょっとでも味わえたらいいなって。

そして、次の日は。
初日を見て、演じる側も、見ている側も、ちょっと気になる場面が。

自分が見ていてあれはちょっとなどと感じたりする場面が
翌日にはちょっと立ち位置が替わったり、向きが替わったり
セリフが替わることもあったり。

そんなちょっとした違いを発見するのも面白い。

そしてあとは中日とか。

千秋楽の前日。

こうしてお芝居を何度か見てようやくひとつのお芝居を見終わったとなる。

ただ例外も。

沢田研二が演じるからといってすべてOKな私じゃないから。


幸いなことに今回の音楽劇「探偵-哀しきチェイサー」は
初日を初め、いろんな観方をできるお芝居のよう。

なので仕事を休んでまでも遠征してしまう。


こんな私だというのに千秋楽を見せてもらえないんですぅ。

たくさん見るから見なくてもいいでしょう?とJulieが言ったかどうか。
澤會さんより落選の通知をいただきました。


昨年の「ぼんち」千秋楽のチケット購入していたのに
パスしちゃった私。

だからってことでもないでしょうけど。

負け惜しみってことでもないけど。。。
Julieファンだけが集う千秋楽って、お芝居を味わうには
ちょっと面白みがないように思える。

Julieが何かおもしろいことしてくれないかとか
Julieファンは、すご~い期待しちゃって、笑うとこでもないのに
笑いがおこったりする。

そういうの、なんか違う~って思ってしまう。

やっぱりファン以外の人も多くいる客席で見るのがいい。

以前は平日の夜の部が毎日のようにあった。
会社帰りに当日券でよく見にいったけど
Julieファンが少なくて、お芝居が好きな会社帰りの一般人が多かった。

Julieの演技に客席は涙したり、クスっと笑ったり
そんなときの客席の反応が一番だと思う。

そういう客席の中で見る沢田研二の演技が本物だと思うけど。

コンサートで歌ってるJulieにはちょっと甘い私だけど
お芝居のJulieにはちょっと辛い私でいたいなぁ。

Julieとのお芝居を台本から始まって
千秋楽の幕がおりた舞台裏も一緒に経験したからかもしれない。

















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