三つの粒とちりめんじゃこ

戦後間もない生まれのひとは

食べるものが少ない時代に育って


あるところにはいっぱいあって困らないひとたちもいただろうけど
一般の庶民は ほんと
大変で お米も配給通帳みたいなもので 買っていたかなぁ


だからお米一粒も大切にって育ったジュリー

崎陽軒のシウマイ弁当たべながら

思っていたのは長良川に向かう車中で


そんな話をライヴで聞いたあとのジュリー旅

お弁当の蓋の裏にいた
三つのごはん粒と

ちりめんじゃこに

箸を向ける指先が

妙に可笑しく

隣り合わせのサラリーマンふうな男子、窓側の席が到着するの待ってのお弁当の時間

並んでお弁当の時間が さらに可笑しく


大阪までの新幹線旅

今日は滝のような豪雨にも合わずに


今のところ順調