初めて会ったひとなら言葉を交わさないと わかりあえないこともあるけれど
言葉を交わさなくても
相手から 何も言われなくても
感じとる心さえあれば 理解しあえる間柄
自分が好きで足を運ぶライヴの
ステージと客席も そういう関係かなぁ
昨夜、眠る前にページをめくっていたのは
高倉健さんの「あなたに褒められたくて」
スクリーンでしか知らない健さんだったけれど
好きな物は すぐポンって買っちゃたり
オチャメな部分もあったり
催眠術に凝ったり
へぇ~
そうだったんだの事柄ばっかり
昨夜、読んだページは 「お心入れ」
調べたら
お茶の世界で、お客様へのおもてなしの言葉で
季節の掛け軸や、季節の花で迎えて
迎える方もさりげなく、もてなされた側も
気付いていても言葉には出さず
心でそっと感じとること
健さん曰く
教えないんですから
とりようによっては、性格が悪い
わからない奴はわからない・・・・
とも綴っているけれど
お心入れっていい言葉ですよねって
言葉を添えて
お店でだす料理を
こちらから聞いていないのに
説明する例をあげて嘆いていたけれど
提供するときに
あなたのために選んできたけれど
それを言いたいけれど言わずに
出された方は
これだけ気をつかってだしてもらことを
理解する
それは ある意味では文化じゃないのかな
って
そして
言葉や文字に
出さない物があってもいいんじゃないかなって
健さんは綴っている
健さんの綴った文字から
思いを込めるひとと
思いをくみ取るひとがいれば
「お心入れ」 が どこにでも存在するのかなぁ
って
今回のJulieのお正月ライヴ
昭和90年のVOCE∞
Julieが 心をこめて選んでくれたセットリスト
馴染みのフアンには 嬉しいセットリスト
昔の歌を楽しみに。。。。
ヒット曲も歌わずに。。。。
そんな感想しかなかったひとは
JulieのMCを遮る
その場の空気を読めないお客さんに
注意したことだけを 大きくとりあげるのは
馴染みじゃないお客さんってことなんだろうね
ものすごいお心入れをされたのに
気付いたときには
もうそこに いないんだよね
最近はライヴのパンフレットもないけれど
馴染みのお客さんは
どんな曲を歌ってくれるかなぁ
って ワクワクな楽しみでもあるけれど
馴染みでないお客さんは
知らない曲ばかりで。。。。。
そんな声も耳にしたり
長い時間をかけて 積み重ねてきた歌う職人技
職人は
ああだ こうだと 自分のことは言わない
興味を抱いたり
好きになった方が
理解する気持ちを持って
ライヴ会場へ向かうのが 最低限の礼儀じゃないのかなと
最近のライヴ会場の雰囲気に ちょっと思うこと
本のカバーに 今日の青い空を映しながら 陽だまりで読書のつづき
健さんの素敵なお言葉のご紹介、ステキです。
まことにごもっともの同感至極です。
∞Voice は何と∞なことか!
素晴らしいお心入れの選曲♪
私たちは、何と幸せ者でしょう。
Julie もそれに自信を持って、心怪しい声は無視できてら良いのに。。。
お心入れに感謝して、「~お手上げ」を楽しみに過ごしましょう!
Shimabijin Miko より
同感していただいてありがとうございます。
ほんと、ライヴのタイトル通り∞Voice、ぎっしり詰め込んで素晴らしい歌声でプレゼントしてくれましたね。
お心入れは言葉にしなくっても、客席の反応でJulieも選曲の手ごたえを感じ取って歌っていたんじゃないかと思います。
>Julie もそれに自信を持って、心怪しい声は無視できてら良いのに。。。
注意されても、まだ言い続けていたようですから、ビシっと言ってくれてすっきりしました。
前回のことも尾をひいて今後のことも含めての発言だったと思います。
Julieのお心入れに感謝して音楽劇の春を待ちましょう。