50年を振り返ってのつづき
前日のJulieとは違って
翌日は、まじめモードで話すJulieに好感が持てた
ブレないと言われてきたけれど
いつも悩みっぱなし、一生懸命、悩んできた
だから、こんなに大きくなったと(まあるいカーブ自慢げに)
まあるいカーブは悩んできた証だったのね
悩んでは食べ、迷っては食べてのくりかえし?
正直に言ってくれたJulieでよかった!
正直者は馬鹿を見る
そうは思っていないJulieだった
楽をしたひとは、自分が楽をしたことを知っている
どこかで後ろめたい気持ちになる
こんなことしていて、いいんだろうかと、ふと思ったりする
ボク、あのとき楽しちゃった・・・・
ちゃんとしてるのかしら(何故か女子になって)・・・・
なんて
死ぬ間際に思うんですよと客席に向かって
Julieが力のない声で言うので、お互いの最期のときを思い描いたひとは寂しさが募ったり
ボクは正直にしているひとは強いと思っている
そういうひとでありたいと思っている
人間だから
ちっちゃい嘘、そこそこの嘘、大きな嘘をついてしまうことはある
それでも肝心なところでは
正直に、一生懸命、楽をしないで生きていこうと思っている
悩んでブレてブレて
あっち行ったりこっち行ったりしながら
それでも一生懸命やってきたおかげで、きょうの日が迎えられたと思っている
それにもまして
力をいただいたお客様に、心より御礼を・・・
ほんとうにきょうまでありがとうございました、と
三つの方向に顔魅せしながら、お辞儀をするJulie
三つ&隅っこのひとにも顔魅せして、横須賀ライヴのときみたいだった
Julieも悩んで迷う人間だったこと改めて
自分も悩んで迷って軌道修正しながらのきょうまでなので
そんなJulieに、頭が下がる思いで、斜めに向いたJulieをみつめて
今年はおめでたいのでご祝儀値段にしたけれど
そんなJulie
目をまんまるくして、3つの方向に、ご祝儀ありがとう