相席のおじさまたちと
休憩時間の話題は
ギターのネックを押さえる指先のことなど
痛い注射をしても治らなかったのに
忘れたころ治って・・・
ハンマリングなんて言葉も
生で聴けて
開場待ちに並んだ時
第一印象が
何か違うから
訊ねたら
大昔、横浜の西口にあったACBで
ギター弾いていたんだって
ふたりで懐かしい横浜さんぽに
野毛ライヴをネットでみつけたそう
ステージで演奏していたおじさまたちと
ずいぶん話が弾んで
ライヴ観賞の
リズムの刻み方の話題にもなったり
ダイキリ味わいながら
普段、そんな話題をするひとが少ないので
楽しい休憩時間も
あっと言う間に終わって
昨夜のキーボードは
エディさんのお友達の久野さん
二部はE7な
♪Lonely Night Lonely Blues でスタート
昭和40年代の中華街をイメージして作った
♪バック・トゥ・チャイナタウン
今は浅草みたいになっちゃったけどって
鳩が飛びだしたお父様との思い出話
中華街には素敵なBarもあったり
羅紗屋なんて懐かしの言葉もとびだして
マジックが好きで
羅紗屋で特注のデザインで燕尾服をつくって
息子が出世したときにクラブに自慢げに連れて行ったら
クラブの女子たちには息子の方が大人気だったそうで
燕尾服の袖にしこんでおいた鳩が
おとなしくしていないで
鳴きだして
袖口の袋が暴れて
店内に鳩が飛びかっちゃったそう
その日のお父様は
さんざんだったみたいだけれど
エディさんの音楽にずいぶん影響を与えたお父様だったかしら
ライヴのたびに
お父様の思い出も積み重なって
Eマイナーの曲は何かしら?
って
ギターの響きを聴いていたら
♪長い髪の少女
ディヴさんとは一味違うけれど
客席も掛け合いで歌って
♪ルート66でアメリカに行ったり
つぎは何を歌おうかなぁ
って
譜面を あれこれして
私は初めて聴いたかなぁ
今夜のサービス曲って
TVで時代劇を観てたら
翌朝、目が覚めたらフレーズがぐるぐるしたそうで
小林旭さんが歌った♪夢ん中
長い睫毛も登場したり
♪酔いも甘いも 夢ん中・・・・
なんて歌詞だったっけ
ブルースと演歌っぽい曲も
心に沁みるのは同じかしらね
そんなあとには♪Only you
らすとは♪横浜ホンキートンク・ブルース
おまけ曲は
いつになくshoutな熱唱のラブソング
♪When a Man Loves a Womanが聴けて