♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

ボタンとボウタイにこだわる理由

2013年08月27日 17時53分35秒 | 沢田研二

Julieが歌いながらステージで魅せてくれるボタンを外す瞬間と

ボウタイをほどく瞬間

 

そんな何気ない瞬間に 

なんで異常なほどに 拘るんだろう

って

 

 

頭の片隅に トラウマとなって残っている

幼いころの記憶

 

 

母親に着せられていた服を

いつのころからか

自分で服を着る瞬間がやってきて

 

ひとつの手で

ボタンを留めるときは 

どうするの?

って

自分で考えさせられて

 

蝶々結びの方法も

自分で考えさえられて

 

幼い子供心に

なんて厳しいんだろ

なんて感じたけれど

 

 

小学校に入学したときに

鉛筆と 紐が 用意されて

鉛筆に 紐を

蝶々結びにする方法

 

みんなと違う方法で

たりない手のかわりは 前歯

 

松子さんのおかげで  

みんなと違う方法だけど

みんなと同じことができて 

 

 

脳出血で 

ひとつしか使えなくなったひとが

お医者さんから 前歯をあんまり使わないようにって

指導されたそうだけど

 

 

前歯で果物を噛めないのは 

酷使し過ぎちゃったからだったのね

 

 

 

ステージ始まる前に

楽屋で

ステージ衣裳を着る瞬間のJulie

 

シャツブラウスのパールのボタンを留める瞬間

ボウタイを蝶々結びにする瞬間

 

客席で

そんなことを想い描きながら  

頭の片隅の遠い遠い記憶も蘇っちゃうから

 

ステージで 

ボタンを外す瞬間に

蝶々結びのボウタイをほどく瞬間に

異常なほど 目がすいよせられちゃうのかなぁ

 

SAYAKAホールでは 

シャツブラウスのカフス仕立ての袖口のパールのボタン

あっちから そっちへ 移動する途中で外していたかなぁ 

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