忘れ物のせいで開花していた横濱緋桜は
瞳の記憶だけになって
散り時の桜の下では
少女たちが輪になって座って
なにやら楽しそう
そんなそばの坂道の足元には
風の仕業?鳥の仕業?
まだ蕾もいるのに
足元で踏まれたりして枯れてお終いになるのは忍びないので
桜さんぽ仕様の桜色のコートのぽっけに入れて
箱庭のまあるい水面にうかべて
3時のおやつして
一時間たったら萎れていた花びらが息をふきかえして
さぁ、Julieの50周年記念ライヴの3度目の渋谷のつづきでもしよ