昨日の夕刊 3.12の神奈川新聞と一緒に 朝刊として読む
Julieが震災の当日のことを語るときは あの光景が目の前にうかぶ
栃木県佐野市の客席で 体験したこと
目の前で起こっていたこと
公演2日目 私の初日だった 初日の幕がおりずに公演中止
それから 間もなく 違う地域の公演は実施された
自分が観劇予定だったチケットを手に こんなときに お芝居を観ていいんだろうかって
迷ったけれど
でも 世間のそういう風潮に逆らって
新幹線が動いてる地域だったので Julieのお芝居を観に行った
地震が起きた地域から遠い街は 普通の暮らし
駅も レストランも どこも照明がいっぱいついて明るかった
舞台上の沢田研二を観ていたら これでよかったと実感させられた
その先の仙台公演は 劇場も 交通機関も 宿泊先も みんな被災して公演中止
東京の公演に振り替えてくれた
幕がおりなかった佐野公演は 後に順延されたけれど
計画停電の最中 地元の交通機関も いつ止まるかわからない状況
余震も まだまだつづいて
3.11から翌日まで 不安な思いで過ごした佐野駅に
あの場所で
同じ時間を 再び経験する勇気がなかった
あれから 何度も 怖い思いを体験し ココロもだいぶ強くなれた
「でも 僕は立ち止まるわけにはいかない。動いてる人間は動かないと」
改めて
見出しの文字 沢田研二は立ち止まらないを実感
昨年につづき3.11に発売されたJulieの新譜「Pray」を聴いたあとに
目にした文字
「決して忘れない人が一人でも多くいないと。
僕は今さらヒットを出すということは考えにくいけど、
被災地の人に歌を残すことはできるかな」
歌で表現することを選んだ 沢田研二
私の思っているJulieで いっぱい嬉しい3.11の翌朝