足を運ぶたびに江の島の風景も違って
重ねて散歩しないと違いも感じられず
昨年の11月には
赤い花が赤い実になるのを発見して
夏の間はべに色の花を咲かせるアメリカディゴ
青空に青葉の季節
修行修行と階段おりたら
岩の壁には紫の花
昨年の落ち葉の季節にも咲いていたっけ
パープルのきみは自己紹介してくれず
西洋朝顔で紫はブラックナイトなんて呼ばれているそうだけど
野朝顔(ノアガオアオ)、宿根朝顔(ヤドネアガガオ)
名前がわからなくても
階段のぼりおりしているときに、頑張ってねって言ってるみたいに咲いて
山ふたつ眺め舞台からは
カヌーの風景
大安に龍神様に祈願もすませて
江島神社の大鳥居をあとにする前に
赤い橋を渡って
こっちから渡ると普通の太鼓橋に見えるけれど
太鼓橋のカーブラインの途中で、さっき乗ったエスカー乗り場をみつめて
橋を渡ったらカーブした階段の御幸橋
階段の御幸橋を渡った先は江の島市民の家
江の島市民の家を過ぎたら視界が開けて
白いパラソルの下でグラスを重ねたときの風景
見おろしたら岩場に砂浜もあって
青葉に紫陽花色もまざって
紫陽花が咲いてる小路は宅配のバイクなども通る島の生活道路
島の奥にも繋がっているよう
そんな坂道にこもれびさして
ふりかえった風景は赤い御幸橋