いまごろ天国で誰と語らうシローかしら
正確にいうと52年も前のシローの歌声
あのころのシロー
若くして海の向こうに渡り
ザ・タイガースの音楽担当として
海の向こうで流行ってる曲を
いち早くザ・タイガースのステージで
メンバーが脱退したので
急遽、呼び戻され
心ないフアンからの罵声もあびたり
短い期間にいろんな体験をして
一番若いのに
どこか達観しているような
シローのMCを楽しみに
ジャズ喫茶の
3回目のステージと4回目のステージを好んで観ていたけれど
物事を俯瞰でみて、おしゃべりをしていたっけ
55年以上歌いつづけてきたJULIEは
いろんな体験して誰も見てない景色も見て
長い時間をかけて見た目も仙人のようになったけれど
アルバム「自由と憧れと友情」
10曲目に収録された「人は」を歌うシロー
お経のように聴こえたのは
音質を変換させるイコラーザーを使ったよう
52年も前にはそんな言葉も知らなかったけれど
1970年
1月1日元旦にジャズ喫茶で歌い初めして
12月27日には
ザ・タイガースのジャズ喫茶でのステージは終って
解散の前の年
ザ・タイガースのステージを観てる10代の私
学校では学ぶことができない
社会の縮図などなど
いろんな学習ができた1970年でした
あれから52年後
古稀になったけれど
JULIEがツトムを演じたおかげさまで
悟りの境地のようなシローの歌声を思い出させてくれて
頭の中
寄り道ばっかりで、、、
さぁ、奈良100年会館の3階からみつめた絶景のつづきしよ