1974年1月に足を運んだ
日本劇場のパンフレットのつづき
44年前に
(故)安井かずみさんが語るジュリーと歌の魅力①
ポップスの世界では、歌唱の魅力というのは、
その歌手の魅力とも置きかえられるのが普通だと思う。
その意味でもジュリーがいるということですでに魅力的であり、
ジュリーが歌うということでその魅力は倍になり、
ジュリーが歌っているということで魅力は無限大になると思う。
ジュリーの歌ぐらい、他に比較や、
相似点をみつけることができない人は珍しい。
アダモとも違う、ミック・ジャガーとも違う、郷クンとも違う、
ジョニー・アリディとも、平尾昌晃さんとも違うように、
何風でも何流でもない「ジュリー風」だから・・・。
この事は単に、彼の歌がききわけられる「彼の声と歌い方」っていうのではなくて、
私が仕事上又は好みで聞くボーカリスト、
世界中の何千人という歌手の分類からいって、そう思うのだ。
この事は一流の歌手、国外、内外を問わず、
過去、現在を問わず
その歌手しか持っていないオリジナルな「歌の世界がある」ということが、
素晴らしいアーティスト、人気を得ることの必須条件、
それを満たしていることだと思う。
つづく
50年の長い長い歳月に
忘れかけたJulieと歌の魅力を改めて文字で綴って
沢田研二50周年記念LIVE 2017~2018
66分の61公演目
お天気にも恵まれて、NHKホールに向かおう