ジュリー、羽ばたけ! ’78も!
音楽評論家 本橋英治さんが語る文字の中に
昨年末の京都ライヴを思い出すような文字もあって
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・・・・マイクを握ったときから、目がキラキラと光る。
それがフアンには、たまらない魅力にもなる。
ステージでの沢田研二は華麗である。
アッと言わせる衣裳で、フアンをびっくりさせたりもする。
都会的に洗練されたステージであり、スマートでナイーブだ。
したがって
フアンのひとたちの多くも、フッショナブルである。
流行の先端を行くファッションで、ジュリーのステージを聴きにくる女の子が多い。
しかもマナーがいい。
これは沢田研二の教育にもよる。
ステージの上から
騒いで、歌を聴かないフアンに「ワーワー騒ぐな!歌を聴け!」と
どなることも再三あった。
カメラのフラッシュに怒って、フアンに退場を命じたこともあった。
それだけステージを大事にしている証拠だ。
歌に真剣に取り組んでいる姿勢もうかがえる。
外見に似ず、男のパッションをたっぷり持っている男なのだ。
ひたむきに、わき目もふらず歌ってきた。・・・・・
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加瀬さんプロデュース
井上堯之バンド
井上堯之さん、大野克夫さん、速水清司さん、鈴木二郎さん、佐々木隆典さん、羽岡利幸さん
ホーン・スペクトラム
新田一郎さん、兼崎順一さん、中村哲さん、増岡正さん
このころは20代、いろんなことに多忙で、ちっとも記憶されなかったけれど
管楽器も入って大人の雰囲気のコンサートだったのね
あれから40年経って
大人の雰囲気が似合うお年ごろになったから
管楽器もプラスされた演奏でJulieの歌を聴いてみたいなぁ