江ノ島大橋沿いの海岸をぐるっとみつめて
左の風景は片瀬東浜海水浴場 遠くには三浦半島
右の風景は江ノ島の湘南港灯台
◇湘南港
1964年(昭和39年)の東京オリンピックのヨット競技場として整備された港
灯台のある防波堤はウッドデッキになって散歩ができるよう
江の島の北東側海岸にあった岩場を埋め立ててつくられた江ノ島ヨットハーバーも併設
お日さまも 高さをかえて
海岸からみつめると江ノ島大橋と江ノ島弁天橋が重なってひとつに見えて
◇車専用の江ノ島大橋
東京オリンピックのヨット競技のために
江の島港が建設されたことに伴って昭和37年に架けられた道路橋
◇人道橋の江ノ島弁天橋
江の島に最初に桟橋が架けられたのは明治24年
昭和24年には橋脚を鉄筋コンクリート杭とした木桁橋に改良され
のちに、敷板の傷みが激しいためにPC(プレストレスト・コンクリート)橋に
昭和28年に改修工事が行われ、渡橋料は引き続き徴収されていた
昭和37年、自動車専用の江ノ島大橋の完成に伴い渡橋料は無料になる
江ノ島大橋をくぐって
江ノ島弁天橋をくぐって
防波堤にもどって
高所恐怖症のひとは ここまでがせいいっぱい
階段のぼって橋にもどって
波のカタチに地震・津波の文字、海沿いにいたらいつも心にとめて
逆光のひかりの向こうに富士山のシルエット
名勝の史蹟 江ノ島
この石碑の前で
39歳の父親が家族の写真を撮ったのは昭和30年代の4月
6歳・8歳・10歳の子供たちと37歳の松子さん
姉とおそろいのビーズの巾着を持った末っ子は
50数年後に
同じ場所で何気に写真を撮ってるのが不思議
さっき歩いた防波堤もみつめながら
江ノ島弁天橋を渡って
欄干のカモメ越しに光る海をみつめて