♪我が窮状♪に思う

この曲は聴き込むほどにココロにずっしり響いてくる。

「すいか」が届く前にタイトルの「窮状」という言葉と大野さんで
スケールの大きな曲を想像して
そしてバックには合唱団のコーラスが聴こえてきそうなんて
想像どおりだったのでビックリ。

シングルを聴いていてＪulieの歌声のバックに
ほんとに合唱団の声が聴こえきたので驚いた～

Ｊulieのバックでコーラスを経験した私。
自分が歌っている場面を思い描き、ついこんな想像をしてしまったのだろう。

そして今までにないＪulieの作詞に新鮮な驚き。
「窮状」の言葉にいろいろ想像はしていたけれど
沢田研二が「麗しの国」と表現する「日本」を歌うとは。

「いい風よ吹け」ツアー時のオープニングで「君が代」を
使っていたこともあり、ロックな「君が代」は最高だった。
このときは「日の丸」を想像して聴いていた私。

Ｊulie還暦記念アルバム。
６０歳になる今、生まれ育った「日本」を振り返って考えてみた？
この曲がココロに浸みるってことは私も「日本」のことを
そう感じているのだろう。そういう年齢なのかもしれない。

若い人はこの曲をどう受け止めたのだろうか。

「英霊」、「核」、「気骨」、「礎石」
普段あまり耳馴れない言葉、Ｊulieが語るように歌うことで
自然に耳に馴染んでくる。大野さんのメロディもいい。

Ｊulieのバックで歌っている早稲田大学混声合唱団の
コーラスもこの曲を更に大きく表現しているのがいい。

この曲を９曲目にもってきたのもＪulieらしい。
改めて憲法第９条をみたりして。

早くコンサートでこの曲を生で聴いて感じたい。
Ｊulieの歌声に涙がでてしまいそう。

シングルバージョンの方が好きだけれど
コンサートではどんなコーラスが聴けるのだろうか。

で、シングルの黄色の「すいか」はこの曲に関係ある？
ちょっと思ってみたけれど。Ｊulieはそこまで考えているのかな？

だとしたらＪulieと同じ発想で嬉しいけれど。　
種あかしなどしてくれそうもないＪulie。
勝手に思えばいいってことね。
シングルの色の重みを感じた今日。ああ私も日本人なり。

アルバムの「赤」にもＪulieなりの思いがあったのよね。
Ｊulieってすごいこと考えているんだね。
やっぱりロックに生きてるＪulieじゃん。

そんなＪulieを好きな私、ロックな心意気で生きられたらいいな～