ジュリーを肴に音楽談議の最後
カセットB面に入れたい沢田研二の曲③
「いくつかの場面」
(作詞・作曲:河島英五/編曲:大野克夫)
1975年12月21日発売のアルバム「いくつかの場面」
私たちだけでなく
沢田研二も泣くとスージーさん
スージーさんの解説
沢田研二は
ザ・タイガースにいてバンドマンでいたいと解散したくなかった
諸般の事情で解散することになった
つぎのバンドPYG
時代はロックの時代になっていなく
商業主義だと野次をとばされ石を投げられたりした
「野次と罵声の中で司会者に呼び戻された苦い想い出のある町」
*(この場面に遭遇した私もジュリーと同じく苦い想い出)
バンドの解散
「別れの夜に歌った淋しいあの歌」
最後はバンドのみんなに結集を呼びかける歌詞で
感極まる沢田研二
「できるならもう一度僕の周りに集まってきて・・・」
大きなプロダクションでお膳立てされた中で全うしていく
左右に振られながらも実力を発揮してきたとマチダさん
「大衆のいけにえ」としてやってきた沢田研二だからこそ歌える歌詞
メークして女装したりパラシュート背負ったりしてるジュリーと
海面の下にはこういうジュリーがいるとスージーさん
スージーさん見ていたら泣きたくなったとマチダさん
沢田研二特集
最後はマチダスポーツさんの弾き語り
哀愁ある歌声で「時の過ぎゆくままに」
----------
生のステージで幾度となく聴いた「いくつかの場面」
新型コロナウイルス感染拡大防止で
2020年のライヴツアーが中止になって
50年以上の沢田研二鑑賞の中で初めての出来事
今年の場面も重ね合わせ、ほろっとして