昨年、TVで初めて観たカップスのドキュメンタリー映画
2回目はスクリーンで
映画を観た場所は「HONMOKU AREA-2」
1996年にオープンして2011年に閉館し
8つのスクリーンや1239席あった客席は撤去され
その後のスペースが建築当時のまま残って
再利用開始された2014年のときに米軍キャンプ時代の街区の名称をつけたそう
入場券を買ったときに整理券をもらって、その順番に元映画館に入ったら
小さめのスクリーン
座席は撤去されているので、茣蓙が敷いてあって座布団がふたつずつ並んで
座るのが困難なひとのため後方にパイプ椅子も並んで
35~40席ぐらい満席の中で
膝が悪いので体育座りなどして映画観賞
カップスライヴの翌日なので
昨年TVで観たときとは違う感動
「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」
2004年11月新宿で公開され、その後横浜や全国で公開
sideA
時代背景に自分の中学生の頃を重ね合わせて
そんな時代に兄や姉の影響もあって
学校で学ぶ音楽とは違う音楽に興味を持つようになって
ゴールデン・カップスに、いろんな意味で関わったひと44名のインタヴュー
◇井上堯之さん
スパイダースのメンバー全員でゴールデンカップに足を運んだら
遊びに来ている女子に
あなたたちの来るところじゃないわって言われたのが衝撃だったそう
◇ショーケン
自分は可愛い衣裳着せられて歌っていたときに
ユニフォームなど着ないで好きな曲を歌っていたのが羨ましかったそう
カップスもユニフォームなど着たり
TVでオリジナル曲を歌ったりしたからこそ、今があるのかしらと
公開されてから13年の間に天国へ逝ったひともいたり
sideB
34年ぶりにオリジナルメンバーによる本牧でのライヴ映像
ディブさん亡きあとも
ヴォーカルがふたりいて、グループとしてオリジナル曲も歌い継がれて
GSのくくりにされTVにも登場し
日劇のウエスタンカーニバルにも出場して
アイドル雑誌にも載って
だからこそ、タイガース贔屓だった女子の記憶にもずっとあって
今、カップスのライヴやエディさんのソロライヴに足を運ぶのも自然なことなのかしら
sideBのライヴ映像を観ながら
前日のBarBarBarライヴの余韻を重ねたり
茣蓙に座布団
そんな環境も時代を感じさせてくれたり
洋楽とエレキで育った世代は音楽に国の境は必要ないのよね
洋楽でも邦楽でも
心に響く音楽が好きってこと改めて感じたドキュメンタリー映画