今朝、弾けた星屑89号
81号がもう限界ってつぶやいたころ
久々にスリムな白い星で咲いて
お日さまのひかりも影をつくってくれて
浪切ホールのぴんすぽ
真後ろの3階席の上の方、ホールの天井近くから
客席の頭上をまっすぐ通過して
ステージのJulieにあてられて
ぴんすぽの道筋が感じられた瞬間は
須磨海水浴場で遊ぶ幼い研二くんに
頭上を通過したひかりのき・も・ちが届いたとき
浪切ホール、スロープみたいな段々の席だから
二桁席でも視界があまりよくなくって
たくさんの背中越しにJulieのジャケットの裾ぐらいまで
ステージに映しだされるJulieの影も
Julieの弾む足元も観察不能だったけれど
だんじりのてっぺんに乗ってる?
そんな気分のハチマキ(バンダナらしきもの)きりりの
男子の背中ごしのJulieだったから
だんじりの町の浪切ホールをいっぱい感じられて
真後ろは3階まで
両サイドのバルコニーは4階まで
3階までスタンディング
4階は下から見上げても確認できずだったけれど
13年前とは違う距離から
Julieがステージのセンターから見つめる風景も
逆方向の真ん中からみつめられて
らすと曲の♪いくつかの場面を歌い終えたとき
Julieを抱きしめる指先は
微かに動いて
二度抱きの指先マイムだった
私の距離からは
Julieから報告のあった手のこうに浮き出る血管は感じ取れず
透きとおるような白魚指先だったけれど