2年ぶりの歌舞伎座
十二月大歌舞伎
千穐楽の第三部
◇義経千本桜 吉野山
静御前を舞う七之助さんにうっとりしたり
◇信濃路紅葉鬼揃
鬼女を演じくまどりの玉三郎さんにびっくりしたり
お酒を呑んで眠ってる七之助さん
端正な横顔にうっとりしたり
舞台全体がみつめられる程よい席での
至福の時間を思い出しながら
開演前に買い求めたくまどりのカップ酒吞みほした昨夜
コロナ禍での歌舞伎観劇
中止になって払戻しも経験したので
観劇できるだけでしあわせなことだけれど
大向こうの掛声もNGだから
仕方のないことだけれど
演者が見得をきるときも拍手で
ちょっと物足りなさを感じながら劇場をあとにして
コロナが収束して
大向こうの掛声が聴こえるようになったら
どんなに嬉しいかしらね