御簾越しの祐二さん
源氏の君のよう
自分の考えを押し通したこと
滝さんに謝る祐二さん
夕陽が射す椿屋の廊下で
御簾の向こうの滝さんに語り掛ける祐二さん
滝乃さんとの5年間を振り返る祐二さん
あんたと暮らした5年間は50年・・・
僕は生まれてきて
あんたに出会えたこと感謝している
元気になったらまた会おう、と約束する祐二さん
目を潤ませる祐二さんに
涙、涙
あくる日
撮影現場に知らせが入り
みんなの計らいで走って椿屋へ帰った美月さん
滝乃さんの最期に間に合わず
満月の夜、滝乃さんが逝って
この文字もきょうで終わりかしら