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佳子先生のレッスン

リストのソナタの2、3楽章のレッスンを受けた。今暗譜しようと取り組んでいるので、レッスンを受けたらより確実になっていけると考えたのだ。先生は叔母の古くからの友人の方。とても親切に丁寧に見てくださった。なので譜面を見ずには何も弾けなくなり暗譜の確認とはいかなかった…。(^^;)

タッチによりいろいろ出る音が違うのを体感した。指の付け根が引っ込むと音がこもるとか、弾いてすぐ力を抜くと骨の響きとピアノの音が共鳴して音が澄むけど力が入り続けると音は濁るとか、指は手の甲の中から動かすと骨の模型も見せてもらった。(^^;) また、ピアノをしっかり鳴らすために姿勢はまっすぐにと、ついつい前のめりになってしまうのを止められる。ボールを投げるように腕を投げて音をだすと音が立ちのぼっていくと。 前のめりになるのは熱中してきたらそうなってしまう私の悪い癖だ。
以前コンペに出てた頃、どんな講評をもらいましたかと聞かれたので思い出せたことを伝えたら説明してくださったのでもっと早くそれを聞けたらよかったのにと思った〜〜。(^o^)

佳子先生の手の内の説明はN氏と相通ずるものがあり納得できた。
そして、弱起から数えるリズムの感じ方とか、左手でハ-モニ-を聞いてそれにメロディーを乗せていく事とか。自分がメロディーに酔いしれて弾くのではなく、必ず冷静にハ-モニ-をしっかりつくっていくように、聞き手のことを考えて弾くことが大切なのだということなど、気持ちが新たになることもたくさん教わった。

しかしそれにしても、自分一人で弾くとあっという間に終わる数小節にどれだけたくさんの要素が詰まっているのかを再確認できたレッスンだった。(^o^)
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