蝶になるのは難しい…

アオムシがさなぎになって蝶になる。。。
『いつか私だって美しい蝶に変身するわ』と
まりぶが思っているかどうかは知りませんが、
さなぎから蝶になるのが実はすごく大変なことなのだと　知りました。

8月初め、パパっちの友人から、新築祝いにいただいた「スダチ」の木に
アゲハの幼虫を見つけました。
そこで、この幼虫の観察記録をみりこの自由研究にすることにしました。

毎日、写真を撮って、葉っぱがなくなったら交換し…
アオムシもとても大きく育ち…↓



8月7日に一番初めの幼虫が、ついにさなぎになりました。



みりこの観察記録↓（下書き中）
さなぎになりかけて「やったね！」と書いてあります。


それからもう一匹もさなぎになり、
家族みんなで羽化を待つこと数日…。
そして、昨日…

『あれ？　さなぎのケースの中に誰かコロコロしたもの、入れた～』

朝からみんなに聞いて回る私…。
でも、みんな『知らないよ～～』の返事…。

『おかしいなぁ～』と思いながら、そのまま放置しておいた。

そして、次に見たときには
なんと、「うじむし」がケースに居たのです～～～

「あ～～寄生されてたんだ～～」

これが憎っき「ウジムシ」↓（気持ち悪いから小さくします。見たい人はクリックどうぞ）


調べたら、この寄生虫、「ヤドリバエ」の一種。
アゲハの幼虫が葉っぱについていたヤドリバエの卵を
知らずにそのまま食べてしまうらしく、
５齢(終齢）幼虫　または　さなぎになったときに
その「うじむし」は脱出してくるようです。

そして、このウジムシ、気がついたらもう、さなぎになっていたの～～


アゲハの幼虫は、寄生虫の被害に遭うのは珍しいことではないらしく、
無事に羽化することは、大変なことのようです。

以前番人が飼っていたアゲハのときも
やはり何匹かはさなぎになってそのまま羽化しなくて
クロアゲハになったときにはすごく感動したのですが、
今回も、あと飼っている何匹かを
無事にアゲハ蝶にすることが出来たら
感動だろうなぁ～。

今回の２匹に失敗したので
まだまだ飼育は続くことになってしまいました。
問題は、スダチの木…。
せっかく新芽がたくさん出てきているのに、それを
ばっさり切るのがとても辛い

でもね、こうなったらアゲハ蝶にしたいじゃない
このままみりこのアゲハの観察が
寄生虫の観察になってしまうのは、許せない～～～
美しい蝶にさせてみせるわ～～～
（与える葉っぱを洗うことにしました。あ～大変）