暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

九九の唱え方を正しく知っているか不安

2017-10-28 23:09:14 | 日記
九九は正確には、どう唱えるのが正解なのだろうか。

2015年のNHKのあるドラマ「わたしをみつけて」の中、主人公の看護師の若い女性が、幼いころに捨てられて育ったという環境にあったという設定だ。

ドラマに出てくる古谷一行さん演じる年配の方と知り合いになる。

たまたま古谷一行さんの役のおじいさんは入院してきて、彼女が九九を正確に言えないのを知ると、少しずつ教えてあげるという場面が出てくる。


ということで、現実に返った話になるが、私は子供の頃、小児喘息で、小学校をよく休んだ。

発作が起こると、1週間くらいは休んでいた。

それもしょっちゅう発作が起こるし、学校で発作を起こすと保健室に移動して、母が迎えに来るまで保健室のベッドで横になって、しきりに咳をしてお迎えが来ると一緒に帰った。

ときには、用務員のおじさんが、自転車の荷台に私を乗せて家まで送ってくれたこともあった。

体育の授業では、長く走ると咳が出始めるので、全員が準備運動で走るときも、半分くらいの距離で先生が指示を出して、私は走るのを中止して、先生のそばに立っていた。


小学校の2年生のとき、九九の授業があった。



私は、喘息の病欠から復帰して学校に出席を始めると、みなが、九九をそらんじているのを見て、(あれれ?、なにやってるのみんな???)という感じだった。

しかも、全員がひとりずつ、何の段をいいなさい、と順番に言わされている。


NHKのドラマで、古谷一行さんは、1の段を、看護師の女性に

「いんいちが いち、 いんにが に・・・」

と教えていた。

私は 目を丸くした。

私は、「いちいちが いち」と覚えていた。

たぶんさんすうの教科書には、九九にふりがなが振ってあっただろうと思う。

周りの様子を見聞きして、なんとか、九九の授業の期間を乗り切った。


数日前に、小学校教師だった家族に聞いてみたところ、昔は 「いんいちが いち」と言っていたが、いまは、どちらでもいいことになったと知った。


当時 九九の後半は5以下の段の後半を逆転して言えばいいのか、と 気づいてからは、そらんじて聞かせないといけないときには、頭の中で逆にして九九の答えを出して口に出して発表した。

2年生でもそのくらいに知恵はあったらしい。


結局、大学受験でも、数学を使って理科系に進学したのだから、九九は、紙に正しく書けたら通用してしまうということか。

暗算は苦手で、そろばんも小学校の高学年の授業にあったが、まったくできなかった。


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