暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

カラオケが歌えなくなった夫

2016-03-30 20:17:43 | 日記
先々週から予定していたカラオケに夫と二人で自転車ででかけた。

スーパーの駐輪場に自転車を置かせてもらうので、中に入って、持込み用のお菓子や飲み物を買い込んだ。

夫は慢性腎臓病があるので、そのような買い食いはできないため、あらかじめりんごを剥いてお弁当箱に詰めて持ってきた。

夫は一日の食品成分の計算済みの缶チューハイを氷に包んで持参した。


場末のカラオケ屋さんなので、平日の昼間など、お客さんは混み合うことはなく、たいていいきなり行っても部屋は空いている。

3時間の料金を払い、部屋に行くと、いつものように、夫は座って聞き役を決め込んでいる。


3時間の間に、3曲だけ歌うよ、と言っていた。



私は、AKB48、中島みゆきとそのあとは、小学生から高校生のころまでの、歌謡曲を歌った。


時代 -ライヴ2010~11- (東京国際フォーラムAより)



夫は長椅子に横になって聞いている。


13:00からの入店の扱いにしてくれて、そろそろ15:30になるころ、

   「歌わないの?」

   「歌うか。。。思案橋ブルース入れて!」

十八番なのだ。






ようやく歌うか・・・  数十秒で歌うのをやめてしまった。

息が苦しくて、声を長く出せない、と言うのだ。


息だから、肺が悪いのかもしれないし、心臓の問題かもしれぬ。


心臓に心電図上で問題点があって、カテーテルの検査をするように言われたことがあったが、検査で使う薬品が持病の腎臓に悪影響があると聞いてから、心臓の検査は辞退しているので、心臓がどの程度悪くなっているのかわからないのだ。


結局、夫は1曲も歌わなかった。


このあと、夫はJRの駅へ行く用事があるので、そろそろお開きにして、スーパーの駐輪場で別れた。


用件は無事済んで、自転車で休み休みゆっくり走って帰宅してきた。


カラオケはこれからは2時間にしてと言う。

聞いているのは2時間が限度だそうだ。

たしかに、私は音痴だからな(笑) 

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