行者ニンニクが届きました

今年の北海道は　例年と違い梅の開花とホボ同時期に　桜が開花した様です



私が18歳まで住んで居た　道東の桜の名所・国泰寺では　幾分早く梅が咲き　桜『当時は　チシマザクラが主流でした』が咲く頃には　殆んど一緒に開花して居て　よくよく見ないと何方が桜なのか判別できない程でした

その道東では　未だ桜が開花まで至って居ないとの事ですし　雪が舞う事もある様で　数日前の幼友達からのメールでは　明け方は氷点下だったとの事・・・・

業者ニンニクを浦幌から取寄せてから　かれこれ10年近く成ると思いますが　今年も採れたての行者ニンニクが宅急便で届きました

我が故郷では　アイヌネギと我々の時代には　呼ばれて居て　歩いて30分もしない程度の山林に幾らでも生えて居ました

学校が休日に成ると風呂敷をポケットに入れて良く採取に出掛けました



その後　根から根こそぎ採られる方が増えて　何時の間にか跡形も無く成り　深い山中に入らないと採る事が出来なくなりました

我が家の行者ニンニクがに花芽が出てきました

この蕾が　小さな花を付けて実が付きます

そのコボレた種が　育つて食べられるほどに成るまでに最低三年はかかる代物です

行者『山伏』さんが　修行中に肉類「殺生をして食べる事を禁じ』を取らずに栄養補給する場合に　この行者ニンニクを食べて居たそうです

それと同じ様に　アイヌ民族が良く食べて居たと言われる物を　故郷ではアイヌネギと呼んで居て　月曜日の小学校の校舎内には　アイヌネギの強烈な臭いが蔓延して居ました

我が家もソコソコに貧乏『(笑)』でしたので　当たり前の様に我が家での春の味と成って居ます



最近は　園芸店で売って居るのも多く有りますし　震災以前は　畑で栽培して居た物も多く売られて居ました。

畑栽培品は　行者ニンニクの独特の臭みが少ないのと　大地の栄養で育って居る物と肥料を使って畑で育った物とでは　葉がとても大きくてﾁｮｯﾋﾟﾘ大地のパワーを頂けないのが残念です

早速・今夜食べてみたいと思って居ります