買い物の価格と便利さだけを追求すると、郊外型の大型店ばかりとなり、都市中心部は空洞化が進み、本来都市の中心地が持っていた都市文化が失われていきます(欧州の都市の中心である広場が、必要なのです)。
商店街は、我が国の都市の中心となる、人の高密度地域が形成され、そこに都市の文化が発達するものなのです。ここは、歩行者専用の道路を挟んで、両側に1~3階の商店が並び、その上を大きな天井が被い、人が集まる空間を作り出します。また、その上にはマンションを造り、人が居住出来ます。歳をとってこそ、都市部の便利さが必要であり、コンパクトな住宅こそ快適に住めるものです。このマンションも完成したばかりですが、既に完売との事です。
また、この商店街の端には三越があり、一時撤退しかかったのを、この商店街が引き留めたのです。大型店と商店街は、互いに補完し合うものであり、敵対するものではないのです。
この、再開発計画が出来たのは、私が高松にいた十年前ですが、最近漸く一部が出来上がりました。これが完成すれば、我が国初の新たな都市の中心地(広場)が出来るものと期待されます。
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jun2
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