外界と遮断された空間で水耕栽培により野菜を育てるのですが、細菌や虫の害が無いため無農薬で栽培可能なものです。
このため、洗わずそのまま食べる事が出来、また味も良い野菜が育ちます。葉もの野菜が中心ですが、ﾏｲﾙﾄﾞな味で、特にほうれん草や春菊も生で食せます。
人工の光を使うので成長も早く、年に10～20回も収穫可能で、生産性の良いのも特徴です。
この植物工場の中で、京都市に本社を置く「ﾌｪｱﾘｰ･ｴﾝｼﾞｪﾙ社」が最近福井県美浜町に設置した工場は、ｸﾘｰﾝ･ﾙｰﾑ内で太陽光を使わず人工光のみで育てる画期的なものです。
先週見学したので、ご紹介します。
外見は、正に工場です。
工場内の廊下と生産部屋とはｶﾞﾗｽで隔絶され、ｸﾘｰﾝな状態を保っています。
野菜は、10段の棚で育て、空間の有効活用がなされています。光は植物栽培用の蛍光灯で栽培されています。
