モデルガン等で良く見かけるのが、着剣装置を付けた最終の3型です。
しかしながら、二次戦中は初期型の1型或いは2型が主流で、3型が出たのが対戦末期、欧州戦線が終わる頃です。
欧州戦線の最後か太平洋戦線では3型もあり得るのですが、二次戦も欧州戦線を再現するとなると、1型のフロント・バンドが必要です。
なお、3型のフロント・バンドは、現地での改修が簡単に行えるので(交換するだけです)、戦後の殆どのM1カービンは、3型となりました。このため、モデルガンもこのタイプとなったのでしょう。
実物の1型フロント・バンドを入手しました。
真ん中のリングに銃身を通してストックを押さえる構造です。
この構造では、銃身がストックの木部と僅かに隙間が出来て、銃身が焼けても影響が少なくなるようになっています。成る程、実銃は良く考えられています。
タナカ製のM1カービンの銃身は、途中で太さが微妙に異なり段差があります。着剣装置で見えないのですが、1型にすると丸見えで使えません。
CMC製のM1カービンは、この問題が無いので、最近入手したこのM1を改造する事にしました。
ところが、CMCの銃身も僅かに太くて、フロント・バンドのリングを通せません。
このため、このリングの下半分をカットしました。
これで、取り付けようとしましたが、モデルガンのストックは僅かに太くて、この1型のフロント・バンドが上手く入りません。
ならば、手元にある空挺タイプのストックは実物なので合うはずです。付けてみると、ぴったりです。
タナカとCMCの機関部は全く同じパーツなので、銃身は交換可能です。
モデルガンM1カービンの銃身は、機関部に差し込んであるだけで、CMC製は若干緩みがありますがイモネジで止めてあり、タナカ製はぴったりサイズに差し込んであります。
フロント・バンドで銃身を固定する構造です。
これで、モデルガンとしての安全性を確保しているようです。
銃身を交換し、銃身自体は隙間があるのでこのままではフロント・バンドで固定できないので、テープを貼って隙間を無くして固定しました。
位置的にも問題無く、簡単には抜けません。
完成した初期型M1カービン空挺タイプです。
空挺は、二次戦欧州戦線ではこのタイプが主なので、リアルになりました。
(自己満足ですが・・・・)
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jun2
shima
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