これまでシーズン1-3を観ましたが、今月の15日にシーズン4が公開されたので、早速、視聴しました。
第二次世界大戦において、ナチス・ドイツと大日本帝国が勝利し、世界を支配している別の次元が舞台です。
第二次世界大戦で敗れた1960年代のアメリカは、大部分はナチス・ドイツに併合されて世界的な大ナチス帝国の一部となり、西海岸は日本の傀儡国家が統治し、両国の中間には中立地帯がおかれています。世界の大半は日本とナチス・ドイツに支配され、両国は表向きの友好関係の陰で冷戦状態にあります。アメリカでは両国に抗するレジスタンス運動がひそかに広がっています。サンフランシスコとニューヨーク、そして中立地帯を主な舞台とし、体制を転覆させようとし、あるいは守ろうとするアメリカ人、日本人、ドイツ人たちによる群像劇です。「高い城の男」と呼ばれる謎の人物が収集する、自分たちの歴史とは全く異なる現実を撮影した謎のフィルム「イナゴ身重く横たわる」が出回り、フィルムを巡る争いが人々を巻き込みます。このフィルムは、他の次元に移動が出来るごく一部の特殊能力者が入手したものですが、ナチス・ドイツも異次元世界への移動の技術を開発します。
シーズン3までは、支配される側のレジスタンス運動が主に描けられますが、シーズン4は大日本帝国の撤退に伴い独立のための戦いが激化します。この最中でナチス・ドイツのアメリカ総督であるスミス長官が死亡し、多次元移動のトンネルから多次世界の人々が流入することで、本シーズンを締めくくりました。
本シーズンは、ファイナルとの明記はないのですが、これが最終話のようです。
特異な世界設定と進行で、新たなSFドラマを展開した本作品は、結構面白いものでした。
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