jun2のフィギュア作製日記

雑誌の紹介

先週から痛めた気管支が良くならず、本日も休息です。

今日は、本の紹介でご勘弁下さい。

一冊目は、「銃の基礎知識」です。
これは、NRA(全米ライフル協会)が監修する本で、1964年に初板が出て以来三度改訂された”銃を理解して楽しむための手引き書”です(原題:GUN FACT BOOK)。
銃の見方から歴史、構造、弾道学まで収録され、最近漸く翻訳された本です。
まさに、銃の基礎知識として、座右の本です。



二冊目は、「スカイ・クロラ」を始めとするアニメ界の名人、押井守氏を紹介する「押井守全仕事リミックス」です。
押井氏の全作品の解説から、評論を網羅したもので、ファンにとって魅力的な本です。



最後は、SF界の重鎮、光瀬龍氏の背景をまとめた「光瀬龍 SF作家の曳航」です。
光瀬氏の代表作「百億の昼と千億の夜」を始めとするSF作品は、東洋哲学と現代物理学が融合した、この世界の始まりとその終わりをテーマとして、壮大な流れを形成するものです。
「彼岸」と「事象の地平線」、「極楽の光に満ちた平坦な世界」と「エネルギーの完全平衡状態」といった、東洋哲学と現代物理学が説く宇宙論の相似が光瀬氏のSF世界で表され、この世の在り方に滅びの必然性が組み込まれたとするこの世界では、これに対抗して生きる生命と結局は滅びざるを得ない運命という虚無感漂う光瀬氏独特の感覚により、氏の全ての作品が大きな物語として再構築していく世界に引きずりこまれていきました。

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