本日の紹介映画作品は、2022年に公開された「リーサル・バレット」です。
『マッドマックス』などに出演し、近年は映画監督としての評価も高いトップスター、メル・ギブソンが、命がけの任務に挑む指揮官役を演じ、年齢を感じさせないキレのあるアクションを披露しています。さらに、元凄腕海兵隊員役には『エンド・オブ・ホワイトハウス』への出演が記憶に新しいコール・ハウザーを迎えるほか、『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』でケイト・カッツマンなど豪華キャストが脇を固めています。
1989年、軍部最高司令官 ノリエガ将軍の独裁により政治的混乱に見舞われるパナマが舞台。元凄腕海兵隊員のジェームズ・ベッカー(コール・ハウザー)は妻を亡くして以来、彼女が眠る墓地で毎日酒に溺れる生活を送っていました。だが、そんな彼の悲しみの日々は、かつての指揮官スターク(メル・ギブソン)の訪問によって突如として終わりを告げます。スタークはベッカーに、麻薬カルテルとの強い繋がりが疑われるノリエガ将軍を排除するべく、パナマへ潜入しとある取引を完了する極秘任務を命じます。
CIAや麻薬取締局だけでなく、パナマ軍部と反革命組織らそれぞれの思惑がせめぎ合い混沌を極める現地で、命の危険に晒されながらも任務を遂行するベッカーですが、彼の想像もつかない大きな陰謀が今動き出そうとしていました。
テンポの良いアクション映画で、楽しめました。