今年の正月特番で、最も気に入った番組は「アイドル誕生 輝け昭和歌謡」でした。
1970年代初頭。作詞家・阿久悠は、森昌子や桜田淳子などを次々と世に送り出していました。そんな阿久は、音楽プロデューサー・酒井政利が手がけるアイドル山口百恵を強く意識します。そして、まったく新しいアイドルを模索し、ピンク・レディーをデビューさせることに。日本音楽界は空前の黄金時代へと突入していきます。
現代でも若者たちを熱狂させるアイドル。その礎を築いた人々の熱い思いを、実話をベースにしたフィクションとしてドラマ化されました。〈昭和歌謡の名曲〉と〈懐かしの映像〉、さらに初めて明かされる〈マル秘エピソード〉でつづる、往年のアイドルファンにもご満足いただける極上のエンターテインメント作品です。(NHKの紹介から抜粋)
懐かしい「スター誕生」放送の再現、実際の関係者のイメージを彷彿とする演者、当時のアイドル歌手のシングルレコードのジャケット写真の演者による再構成・・・・。そして、関係者達の織りなす世界。
山口百恵を始めとするアイドルに夢中となった当方の二十代前半の頃を懐かしく思い出させた1時間半でした。
一点残念な点は、災害のテロップが多々画面に現れたことです。必要な事とは言え、永久保存版としたい当方としては、是非とも再放送を期待します。