舞扇 宮脇賣扇庵
創業文政6年の京都宮脇賣扇庵で、昔々の買いものです。
宮脇賣扇庵は虫籠窓に紅殻格子など古き良き京の面影をとどめる近世の町家そのままの店構です。
若い頃は地味で格調のあるものがすきだったので、墨一色の松を選びましたが、最近ではこういう華やかなもののよさもわかるようになりました、これはいただきものです。
ずきん童子(ひろ女作)、桐塑人形に和紙貼りの仕上げ、亡母のプレゼントですが、40年近く経って、足の部分に黄色い小さなしみがでてきました。
3cmほどの小さな御所人形、京都によく出かけていた若い頃の出会いです。
かぐや姫、煤竹製の越前竹人形です、金沢でこれを求めた頃は水上勉さんの作品をよく読んでいました。
松江姉様、小泉八雲が大絶賛し大英博物館に送ったとか、昭和57年3月島根県ふるさと伝統工芸品に指定されたそうです。