Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

くーたんの海(第1話-2)

2010-01-23 | テディベア

海だね、マリーナって、広いね。
うん、ここのマリーナに、shubow船長さんのヨットが係留してあるんだって。

 

あっ、おじさんだ、shubow船長さ~ん。

 

こんにちは。

 

やぁ、いらっしゃい。
ぼくの友だちのくーたんです、ぼくたちヨットに乗せていただきたくてやってきました。

 

わ~い、ヨットのなかってすご~い♪

 

お茶をごちそうするから、きみたち、キャビンに下りていらっしゃい。
ところで、ヨットに乗りたいそうだけど、どこに行きたいの?

 

ぼくの生まれたスウェーデンです。
えっ、スウェーデンは遠いなぁ、あいにくおじさんはご用があって、広島を離れられないんだよ。
ぼくたちふたりでは行けないでしょうか。

 

う~ん、ぼくも子どもの頃、遠くに行ってみたかったよなぁ。
なんとか、夢をかなえさせてやりたいな。

 

スウェーデンには北回りで行くんだけど、途中で嵐から3日間もぬけられないベーリング海峡を通って、北極海を航海して行くんだよ、大変なこともあるけど、がんばって、操縦の練習をして出かけてみるかい。
はい、がんばります。

 

ふたりは、操縦方法をはじめ、ヨット航海に必要なことをshubow船長さんに教えてもらうことになりました。
ふたりが憧れの目で見つめていた船長さんの帽子。
いよいよ、明日から訓練がはじまります。