「思い出のアーニー」の原作者ジョーン・G・ロビンソンさんの「テディ・ロビンソンのたんじょう日」です。
次の6篇のお話が収録されています。
① テディ・ロビンソン ベビーシッターになる
② テディ・ロビンソン バレエ教室へいく
③ テディ・ロビンソンのたんじょう日
④ テディ・ロビンソン 本になる
⑤ テディ・ロビンソン お人形病院へいく
⑥ テディ・ロビンソン 木にのぼる
ロビンソンさんのイラストは所々に散りばめられています。
どんなお話のシーンなのか、想像しながら見てみてください。
「うん、かんごしさんにみえる」
「きみはおどるの?」
からだがふわりと宙にうきました
ふたりはそろっておじぎをしました
たんじょう日ケーキを、ほれぼれとながめていました
「いまなら、あたまで立つことだってできそう!」
<こう・めだ>
※こうふんして、めだちたがりになっていること
「木のてっぺんに いる ぼくに ばんざーい!」
ますます、じぶんが小さくなっていくようなかんじがしました
※かなしそうなテディ・ロビンソンですが、訳者の小宮由さんがおっしゃっていたように、お人形のジャクリーヌのすてきな言葉でハッピーエンドに終わります。
シリーズのあとの2冊も、ぜひ、読んでみたいと思う傑作でした。