Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

銀の滴(しずく)

2016-09-14 | テディベア

2016.9.8(木)
いつだったか、ネットで見て、いいなと思っていたので、作ってみました。
バジルの葉を摘んでざっと刻み、製氷皿に入れ、オリーブオイルを注ぎ、凍らせたキューブです。
タッパーに入れて保存しておき、使いたいときに1個づつ使えるので、とても便利です。
ドライにすると香りがいまいちですが、この方法だと、香りも保つことができます。
地植えだと、間もなく花も咲いて、葉も固くなるし、バジルソースを作るのは面倒だしというときに、おすすめです。

 

 

2016.9.9(金)
先日、ツチノコさんが北海道新聞の記事をFacebookにアップしてくださっていました。
伊藤健次さんの「アイヌプリの原野へ」を読んで感動していたので、すぐに注文、2週間後に発送というのが思いがけず早く届いて、さっそく、読みました。
アイヌ人女性の知里幸恵さんの生涯を描いたこの本の作者須知徳平さんは岩手日報に連載されたこの原稿をぜひ出版したいと願っていらしたのですが、願いが叶わないまま、2009年3月87歳で他界され、今年の5月に息子さんが出版されました。
429ページに及ぶかなり分厚い本ですが、やさしい文章で、一気に読むことができます。
生まれつきの心臓疾患のためわずか19歳で亡くなった幸恵さんの生い立ち、ユーカラの語り手であった祖母をはじめとした家族のこと、金田一京助さんとの出会い、ユーカラの研究をしていくことを決意したことなどが綴られています。
引用されている知里幸恵さんの日記や離れて暮らす家族に宛てた手紙は、作者が金田一京助さんからお借りしたものを手書きで書き写したもので、すべてほんものです。
天才的な記憶力で、ユーカラをローマ字表記で表し、正確な日本語訳をつけた幸恵さんのことを、金田一さんは「天が私に遣わしてくれた天使のような女性」と讃えています。
死の直前まで校正刷りに手を入れていた「アイヌ神謡集」については明日紹介します。
「知里幸恵 銀のしずく記念館」が、2002年から始まった募金活動によって、のべ2,500名以上の方々の思いが集まり、2010年9月19日、登別市に開館しました。

 

2016.9.10(土)
知里幸恵さんの「アイヌ神謡集」(岩波文庫版)です。
アイヌ民族のあいだで口伝えに謡い継がれてきたユーカラの中から神謡13篇が選ばれ、ローマ字で音を起し、それに洗練された日本語訳がつけられています。
校正刷りのチェックは死の直前に彼女が仕上げましたが、出版は彼女の死から1年後の大正12年8月10日のことでした。
岩波文庫になったのは1978年8月16日が第1刷、2016年4月26日には第55冊になっています。
カムイユーカラは1人称で始まり、3人称で終わるのが特色です。
「序文」もすばらしいし、「梟の神の自ら歌った謡」の「銀の滴降る降るまわりに」のほか、詩的な言葉がたくさん、でてきます。
知里幸恵さんの力はもちろんですが、アイヌ民族のもつ深い心の表現力に引き込まれていきます。
梟の神(2篇)のほかに、この本に収録され、自ら歌ったのは、狐(2篇)、兎、谷地の魔人、小狼の神、海の神、蛙、小オキキリムイ(2篇)、獺(かわうそ)、沼貝の13編です。
「アイヌプリの原野へ」に出てきた忘れられない言葉「トワトワト」は「狐が自ら歌った謡」に出てきました。
Facebookで、Sさんが「梟の神の自ら歌った謡」の音声が聞けるYouTubeのアドレスを教えてくださいました。
聞いていると、ほんとうに銀の滴、金の滴が周りに降り注いでくるような気持ちになります。
https://www.youtube.com/watch?v=M5sF_07nad8

 

広島カープが25年ぶりにリーグ優勝(7度目)しました。
写真はNHKのテレビ中継の場面です。

 

 

2016.9.11(日)
羊毛フェルト作家山崎美佐さんの記事が載った冊子がDonnさんから届きました。
山崎美佐さんは、作家でもあり、リアル愛犬を作るワークショップの講師としても活躍されています。
昨年、今年と、松山市の国重要文化財「萬翠荘」で作品展「どうぶつたちのこえ」を開催され、実物を拝見しているだけに、すばらしい作品とお人柄がが紹介されていて、うれしかったです。
冊子が入っていた封筒には、9日発行の記念切手「グリーティング ライフ・花」の切手を貼って、松山中央郵便局の記念印が押してありました。

 

 

2016.9.12(月)
手持ちの切手がなにかのお役に立てばと、Donnさんからたくさんの記念切手が届きました。
何種類かの切手シート、使いかけの切手シート、ばらばらの切手など、かなりの数がありました。
お友だちと記念切手発売日の記念印押印交換をしていることもあり、そのたびに買った記念切手が全部使いきれずに手元にあったとのことでした。
「笑顔広がれプロジェクト」で使っていただくことになり、楽しい企画がはじまりそうです。

 

 

2016.9.13(火)
日曜日の広島の街は、カープがセ・リーグ優勝した翌日で、大勢の人で賑わったようです。
昨日月曜日はそうでもないかと思っていましたが、所用で出かけると、平日でも、やはり、いつもの倍以上の人出でした。
本通りの旧アンデルセンの建物の前には、通りに面した建物の端から端までの大きな掲示板「カープ優勝への軌跡」が掲げられて、通りかかった人たちのほとんどがカメラを向けていました。
広島銀行本店のビルには、大きな横断幕(縦25m×横40m)、長崎屋の入り口には旧市民球場の観客席の椅子や選手のサインなどが飾られていました。
広島電鉄バスは前面に優勝おめでとうの小さな旗をつけて走っていて、デパートなどでは優勝セールが行われています。
夏バテを引きずっている私は素通りでした。

 

2016.9.14(水)
カープの優勝セールを横目で見ながら、アンデルセンで見つけたカープの帽子パンとバイエルンの優勝記念のクッキーを買いました。

9月8日から14日までFacebookにアップした写真の一部です。