Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

くーたんの海(ロケ撮影)

2010-03-11 | テディベア

2月15日午前9時にマリーナ集合、夜中からの小雨が残っていました。
この日、おーしぉさんはお仕事、しゅう防さんがひとりで出港準備、デッキにテントも張ってくださいました。

 

ヨットに備え付けの救命胴着を身につけたガリさん、

 

宮島の手前にある絵の島に向けて出航しました。

 

さいわい雨も止んで、撮影開始、くまたちにポーズをつけるkatsuraさん、

 

14年のキャリアがあるしゅう防さん、途中、風を受けて帆による航行に切り替えます。
体半分が海の上ですよ、大丈夫ですか?
大丈夫です。

 

絵の島に着いて、嵐の場面の撮影、

 

撮影するしゅう防さん、

 

一眼のシャッター音は力強い。
この日は風が強くて桟橋にはつけたもののボートによる島への上陸はあきらめ、北海道での差し入れ、ボリショイ島でのお迎えシーンを桟橋で撮りました。
洗濯物のシーンもここで撮りましたが、ピンチがなかなかとまらなかったくらい、手がかじかんでいうことをきかない状態、風が体感温度を奪うきびしさを経験しました。

 

ベーリング海峡を乗り切り、キャビンから頭を出すシーン、katuraさんが位置決めをして、足のほうを持って完全に隠れてから、私たちが桟橋から撮影します。

 

かもめとくじらが案内役を引き継ぐシーン、大きさが合わないので、合成のつもりですが、こうして実写にもトライしてみます。
実は、私のブログでくまたちが生き生きとしているのは、スタイリストをしてくださるkatsuraさんの力が大きいのです、彼女がくまたちの手をちょっと動かし、角度を変えるだけで違ってきます、展示でもそうでした、私はシャッターを押すだけの係です。
明日は、第3話で挑戦した録音風景です。

くーたんの海(背景の絵)

2010-03-10 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くーたんの海」では、ロケ撮影のできない場所が多いので、絵を使うことは最初から計画していました。
その絵を全部引き受けてくださったのはkatsuraさんです、紙や絵の具、クレパスなどの素材をいかしたすてきな背景が揃いました。
ほとんどがA4の大きさなのでスキャンして使用、すこし大きいサイズは写真に撮って使いました。
これに別撮りをしたかもめやくじら、あざらし、しろくまなどをフォトショップで合成しましたが、嵐や吹雪の場面などは簡単なエフェクトをかけています。
最後の背景は、横幅1mほどあり、これは背景部分を壁にとめ、下の部分を台に敷いて使う実写用です。

 

このように台の部分にくまたちを置いて撮ります、実写だと合成しなくてよいので、仕事が早いし、なにより自然です。
明日はロケ風景をアップします。

くーたんの海(撮影準備)

2010-03-09 | テディベア

救急箱は、木製の小さいサイズが見つからなかったので、プラスチック製でがまんすることにして、緑十字を貼りました。

 

ガリさんがプレゼントしてくれた薬、よく見てください、うふふ、バレンタインの頃に揃えたので、正露丸、バンドエイド、ビタミンCはいかにものユーモアチョコ、オロナミンの箱と錠剤はほんものです。

 

ヨット用語辞典はアマゾンで購入、航海日誌用のノートは小型版を見つけました。

 

14年ものヨット経験のあるしゅう防さんに書いていただいた航海日誌、リアルです。

 

食事シーンに使う鮭、魚のフィギュアをあちこちで探しましたが見つからなかったので、紙に印刷をして、

 

裏に魚の半身分を紙粘土で作ったのを貼り合わせました。
紙粘土で魚の形を作って色塗りをするつもりでしたが、時間と余裕がなく、簡単な方法を考えました、全体にボンドを塗って補強しています。

 

しろくまの食べ物の90%はトドやアザラシです、そのままをテーブルに乗せるのははばかれるので、缶詰にすることにして、ラベルを作って手持ちの缶詰に貼りました。
北海道ではトドやアザラシの肉、カレーなどの缶詰が実際に売られています。

 

このどんぐりは、おーしぉさんとkatsuraさんからのプレゼント、どんぐりは濃い塩水に一昼夜つけておいたものを、乾かします、こうしておかないと、春先に虫がうじゃうじゃ状態になります。

 

北海道でごろちゃんたちが差し入れをしてくれるするめと鮭とば、katsuraさんが、北海道の実家から取り寄せたほんものです。

 

野菜と果物、木箱、katsuraさんが100均でいろいろと揃えてプレゼントくださいました。


くーたんの海(動画完成)

2010-03-08 | テディベア

くーたんの海第2話の動画(しゅう防さん作)をYouTubeににアップしました。
続いて、第3話の動画も12日の予定でしたが、いっしょにアップしました。
第3話は昨日5人のスタッフが集まって、セリフを録音して、完成させました。
第3話は、私のパソコンでしゅう防さんが作ってくださったので、横で見ていてとても勉強になりました。
クリックして見てみてください。
くーたんの海第2話
くーたんの海第3話
右側にあるブックマークからも見ていただけます。

 

さて、第2話、第3話の準備篇です。
長い航海中のお洗濯もの、ふたりのパンツとTシャツを作りました。

 

嵐の海を乗り切るためのレインコート、昔気球を作った残り布がぎりぎりあったので、作りましたが、縫いにくくて、すこし苦労しました。

 

junのフリースのパーカーはあったのですが、くーたんのがなかったので、背景布に使っていた布で作りました。
背景布が小さくなって、背景に使えなくなってしまいました。

 

かもめのかいちゃんは光で動く模型です、こうして手でもってポーズをつけた写真を撮って、絵に合成します。

 

くじらのだいちゃん、手前の小さなフィンガーパペットしか手に入らなかったので、それをもとに拡大して手作りしましたが、今回の準備の中で一番大変でした。

 

北海道のくまのごろちゃんとろくちゃん、ハンドパペットとフィンガーパペットです、前から家にいたものです。

 

ボリショイ島で迎えてくれるくまたちの豪華な毛皮の衣装はkatsuraさん作、ミーシャは手に入らなかったので、印刷をして、厚紙を裏打ちしました。
ロケ撮影の日、風が強くて、みんな飛ばされていました。

 

あざらしのふうちゃんとようくん、カナダのフォークマニス社のフィンガーパペットを取り寄せました。

 

しろくまのお母さんマーガレットと子どものポールとマイル、ネットでこのしろくまたちを見つけてうれしかったです、とてもよくできています。

 

junのスーツケースのなかのセオドア、雑誌に載っていたNASAの宇宙旅行士のスーツケースのなかにテディベアが入っていたので、真似をしてみました。
まだまだ、準備した小物があります、明日また…。

くーたんの海(第3話-7)

2010-03-07 | テディベア

スウェーデンだよ~。

 

ストックホルムって、きれいな街だね。

 

着いたよ~、くーたん、よくがんばったね。
うん、jun、ありがとう。

 

さあ、上陸だ、あそこの路地を曲がると、

 

テディベアが並んでいるおもちゃ屋さんがあって、

 

この道を下りて行くと、

 

ほら、ここがくーたんの生まれたお家だよ。

 

近くの森に住むスタルクさんたちが、お家を守ってくれてたんだって。

 

ぼくが生まれたお家…

 

ぼくが生まれたお家…

shubow船長さん、jun、かいちゃん、だいちゃん、ごろちゃん、ろくちゃん、全国のお友だち、マトリョーシカさん、ミーシャくん、ふうちゃん、ようくん、マーガレットさん、ポールくん、マイルくん、スタルクさん、応援してくださったみなさん、ありがとうございました。
おわり

 

「くーたんの海」第1話から第3話まで、見ていただいてありがとうございます。
今年の1月、5人で立ち上げたプロジェクト、しゅう防さんのヨットでのロケ撮影2回もふくめ、楽しい時間を過ごすことができました。
動画も第2話を明日8日(月)、第3話を12日(金)にアップの予定です。
明日から、第2話、第3話の準備や撮影のようすをアップします。

…………………

 

3月6日(土)から4月8日(木)まで、広島市植物公園で、「草木染展」がひらかれています。

 

昨日の初日、ガリさんちのたけおくんといっしょに、見に行ってきました。
会場ではみぞやんさんちのtimくんとも合流、なかよく展示を見た後、園内の散歩を楽しみました。
katsuraさんの作品「spring」を見る右から、たけおくん、timくん、くーたんです。
「草木染展」のもようは、週末に、くわしくアップします。

くーたんの海(第2話-6)

2010-03-06 | テディベア

jun、くーたん、さようなら。
ポール、マイル、ありがとう、さようなら。

 

ロシアの砕氷船ヤマル号、お世話になります。

 

ヤマル号、ありがとう、氷の海を抜けたようだよ。

 

ノルウェー海に入ったね。

 

ノルウェーはフィーヨルドの国なんだよ。

 

イルカさん、気持ちよさそうだね。

 

ほら、あそこにも、こんにちは~。

 

jun、ぼくね、ノルウェーのお話を聞いたとき、お空を飛んで見に行った夢を見たんだよ。
あ~、ぼくがオースレンのお話をしたときだね。

 

南に下って、北海に近づいてきたようだよ。

 

ノルウェーのヨット、格好いいね。
もちろん、ぼくたちのぷかぷかⅣ号が一番だけど。

くーたんの海(第3話-5)

2010-03-05 | テディベア

わ~、おいしそうですね、いただきます。

 

あらあら、食べてすぐ寝ちゃいましたね。
ぼくたちをお迎えに来てくれて、たくさん歩いたから疲れたんだね、ありがとう。

 

おはよ、おっはよう。

 

わ~、ポール、やめて~。

 

お家の中で兄弟げんかしてないで、お外で遊んでいらっしゃい。
は~い。

 

子どもは風の子、氷の子、滑るよ~。

 

お相撲はこうするんだよ、はっけよ~い、のこった、のこった。

 

くーたんのお腹、こちょ、こちょ。

 

あはは、あはは。
マーガレットさんのお家で楽しく過ごして3週間あまり、ロシアの砕氷船の助けを借りて北極海航路が開通することになりました。

 

jun、お世話になったマーガレットさんたちのために、ぼくたちになにができるのかなぁ?
くーたん、いっしょに考えてみようね。

お別れの夜、星空を見上げながら、マーガレットさんから聞いたお話をかみしめる二人でした。
jun、くーたん、地球温暖化という言葉を聞いたことがあるでしょう。
北極では地球上の他の場所と比べ、二倍近い速さで温暖化が進んでいます。
人間たちの勝手な行動で、氷がとけて、私たちの住むところがどんどんなくなり、ホッキョクグマは絶滅が心配されているんです。
世界中のテディベアたちが力を合わせて、どうぞ、私たちの命を救ってください。


くーたんの海(第3話-4)

2010-03-04 | テディベア

マーガレットさんからお家に来ませんかとのお誘いだよ、うれしいなぁ。
ポールとマイルがお迎えに来てくれるんだって。

 

junくん、くーたん、お迎えに来ました。
ポール、マイル、ありがとう。 

 

僕たちの後をついて来てね。

 

吹雪いてきたから、気をつけて、前をちゃんと見てね。

 

ぼくたちのお家、見えてきたよ、もうすこしだよ。

 

着いたよ~。

 

マーガレットさん、こんにちは、ポール、マイル、道案内をありがとう。

 

junくん、くーたん、よくいらっしゃいました、すぐに、お夕食の準備をしますね。

 

ご飯、ご飯、ま~だかな。

 

さあ、どうぞ、たくさん、召し上がってくださいね。

…………………

 

お待たせしました~。
くーたんの海第1話の動画ができあがりました。
次の「くーたんの海第1話」をクリックすると、YouTubeで見ていただけます。
「くーたんの海第1話」
第2話の動画は3月8日(月)にアップの予定です。

くーたんの海プロジェクトは、今年の1月にしゅう防さん、おおしぉさん、katsuraさん、ガリさん、私の5人で立ち上げました。
動画はしゅう防さん作、挿入歌の作詞作曲はおおしぉさんです。
3曲とも、くーたんの海のためのオリジナルです。

右側のブックマークの「くーたんの海 第1話」をクリックして、いつでも見ていただけるようになっています。 

くーたんの海(第3話-3)

2010-03-03 | テディベア

ようこそ、いらっしゃいました。
はじめまして、マーガレットです、この子たちはポールとマイルです。
マーガレットさん、ボリショイ島でお名前を伺っていました、よろしくお願いします。

 

船の中でたいしたおもてなしができませんが、どうぞ、お召し上がりください。
いただきます、めずらしいものがたくさんありますね。

 

鮭はご存知ですね、こちらの野菜がじゃがいも、アスパラガス、とうもろこし、木の実がどんぐりです。

 

とてもおいしいです。

 

わ~、おいしい、ぼくたち、はじめて食べる味だよ。
ごちそうさまでした、これからの航海で困ったことがあれば、なんでも相談してください。

 

ポールとマイル、母さんと帰って行ったね、氷の海になってきたよ。

 

とうとう、ストップしちゃった、氷が融けるまで、どれくらいかかるんだろう?

 

たいくつだなぁ、jun、折り紙しようか。

 

はい、くーたん、先っぽを持って、目をつむって。
うんっ、どうしてこうなるの?
あはは、だましぶねっていうんだよ、ぼくが持ってるからくーたんもやってみて。

 

う~ん、たいくつ、たいくつだよ~。

氷の海に閉じ込められた退屈な日々が続きます、そんなある日、ふたりにうれしいお便りが届きました。

…………………

 

今日はひなまつり、いただいた雛海老煎でお祝いします。
香川県の志満秀の海老煎で、菱餅の色合いにしたという桃色と若草色の海老煎に白いチーズがはさんであります。

くーたんの海(第3話-2)

2010-03-02 | テディベア

わたしふうちゃん、ぼくようくん、これ、おにいちゃんたちのお船?
うふっ、おにいちゃんだって、じゅん船長とくーたんだよ、よろしく。
わっ、船長さんのお帽子、被せてもらってうれしいな。

 

今日はアザラシのふうちゃんとようくんが遊びに来てくれてうれしかったね。
うん、ちゃんとお家に帰ったかなぁ。

 

おにいちゃん、こんにちは、また遊びに来ちゃったよ。

 

いらっしゃい、遊びに来てくれてうれしいけど、あのね、これからお船のスピードをあげるんだ。
お家に帰れなくなるといけないから、ここでお別れしよう、気をつけて帰ってね。

 

jun、大変だ~、か、海賊船だよ、ほらあそこ。
わっ、でも、よく見てごらん、遠ざかっていくよ、よかったね。

 

大氷原だね。

 

海の上にも氷が増えてきたよ。

 

ねえ、見て、見て、あそこ、お話に出てくる北極のムーシカミーシカかなぁ。

 

ほんと、そっくりだね、お~い。

 

ぼくたちのお船に遊びに来て~。
は~い、泳いでいくから、待っててね。