ファッションが教えてくれること
’08:米
◆原題:THE SEPTEMBER ISSUE
◆監督: R.J.カトラー
◆出演:アナ・ウィンター 、 グレイス・コディントン 、 シエナ・ミラー 、 タクーン・パニクガル 、 カール・ラガーフェルド 、 ジャン・ポール・ゴルチェ
◆STORY◆アメリカ女性の10人に1人が読むというファッション誌米版ヴォーグ。秋の特大号・9月号の準備は5ヶ月前から開始、編集部員は編集長のアナ・ウィンターに特集テーマを提案するが、次々と却下。アナと20年来の付き合いのあるクリエイティブ・ディレクターのグレイスはそんなアナに反発しながらも、衣装やカメラマンを手配し、いくつもの特集を作っていく。しかし、アナは冷酷にボツを宣告。グレイスは締切5日前まで走り回る…
芯が強い女性はNakajiはすきなんだな~
大ヒット作『プラダを着た悪魔』のモデルとも言われる、
アナ・ウィンターの実像に迫るドキュメンタリーです
米国人女性の10人にひとりが読んでいるとされるファッション雑誌「ヴォーグ」1年の中でももっとも重要な9月号の製作現場のドキュメントです
見た感じは、ボブカットとサングラスをしているんだけど、かわいらいいって感じの人なんですが。。。
しょっぱなから、この女何者って感じになるくらいの迫力です
だって、雑誌の編集長がサンローランのアトリエを訪れ、
デザイナーに対して、「色がほしい」ってだめだししているんだよ~
そして本番のショーには、あれだけデザイナーは黒を主張していたのに、
彼女のいったとおりにカラフルに変更しているんだよね
ショーがはじまれば、何このVIP扱いは何者
って驚いている中でどんどん話は進んでいくんだけど、この人すごいわ~
っていうかね、トレンドの発信は彼女なんだね~
そして雑誌の編集をむかえるんだけど、この人本当にすごい
相手がだれであろうと、気持ちいいくらいに妥協を許さない
ダメなものはダメ
それも彼女の感性だけでOKをきめるってすごいね
だって現場がどんなに混乱しても、セレブをもってきても、
自分の長所は決断力っていうくらいに、
瞬時に判断していく姿はみてて考えるものがある。
長くかえればいいってものじゃないっておもったわよ
そしてそんな彼女も娘の前では、娘に感想を聞いてみたりさあ。。。
素直になるというか、また違った顔をもっていたね~
そしてこの編集者の下で働く人は、傷ついた分、
完成度が高くそしてだれにもまけない心をみにつけれる
ダメだしにくいさがり、そして彼女からOKを言わせるために、
試行錯誤してく姿は本当にドラマのように面白かった
彼女は経営者というかビジネスウーマンだよね~
芸術性のすぐれている、同期入社のクリエイティブ・ディレクターとまた対照的なんだよね
でもこういった人がいるから、完成された9月号は、
写真集かとおもうくらいに芸術だったわよ
監督の R.J.カトラーは、編集長のアナ・ウィンターを撮るつもりだったんだって。。
アナから逆提案され、出来上がったのが今の作品なんだって
こんなところにも彼女のセンスのよさというか、凄さが感じられるわ~
なんか勇気をもらった映画だったわ
Nakajiの満足度 ★★★★(4.5)
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