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セジョリ♪映画三昧・舞台三昧・食などなど自分の好きなことを!映画はネタバレありが多いです。

花戦さ

2017-10-30 22:24:52 | CINEMA(日本)
花戦さ
'17:日本


花戦さ [DVD]



◆監督:篠原哲雄「起終点駅 ターミナル」「種まく旅人 くにうみの郷」
◆主演:野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、高橋克実、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作、竹下景子

◆STORY◆京都・頂法寺六角堂の花僧・池坊専好(野村萬斎)は立花の名手で、天下統一を目指す織田信長(中井貴一)の前で花をいけ、居合わせた千利休(佐藤浩市)らの心をつかむ。思わぬ失態から信長の不興を買ってしまい打ち首になりかかるが、豊臣秀吉(市川猿之助)が機転をきかせ彼の危機を救った。それから十数年が経ち、秀吉は乱世をおさめ、専好と利休は無二の友として互いの道を高め合っていった。やがて天下人・秀吉の驕りが目につくようになり、利休を切腹に処し、専好を慕う町衆の命を次々に奪うように。見かねた専好は立ち上がり、前田利家邸を舞台に、花を用いて太閤秀吉に一世一代の戦さを仕かける。

小説家の鬼塚忠による著書を基に、戦国の世の日本で豊臣秀吉と華道家元・初代池坊専好の伝説に着想を得た物語が描かれる時代劇です。
天下人となった秀吉に対して刃ではなく花で戦いを挑む専好の姿を描いています。

茶道の世界にお花はつきものです。池坊とこんなことがあったんだってことが興味深く見ておりました。

お花を純粋に楽しむ人、茶道を純粋に楽しむ人が、権力者のせいで争いに巻き込まれていく、、、
なんか、そしてお互いの美に対して妥協できないのが、家元と呼ばれている二人だったんじゃないかと思います。
利休の美を理解できるのは独創的なアイディアを出しながら、ちゃんと基本からはみ出してないというか、
そんな池坊さんの家元だからこそ理解できたんだと思います。
生きててほしかった。。。それが純粋な彼の気持ちだったんだろうな~

もーーーーー池坊の底ちからをみたって感じでしたね。生け花が美しくてすばらしかった!!
最後の力作もすばらしかったけど、個々にでてくる花々が本当に美しくて。。。
さすが池坊って言いたくなるくらいでしたね。
また、野村萬斎さんに市川猿之助さんって豪華だな~って思いながらみておりました。

やっぱり秀吉は嫌いです。人たらしって言われいるかもしれないけど、
茶道をやっている人間からすると、彼はすきではありません(笑)

Nakajiの満足度 ★★★(3.5) 6/16  劇場鑑賞 34 作
花戦さ [DVD]
野村萬斎,市川猿之助,佐藤浩市
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

花戦さ (角川文庫)
鬼塚 忠
KADOKAWA/角川書店

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