怪物はささやく
'16:アメリカ=スペイン
◆原題;A MONSTER CALLS
◆監督:フアン・アントニオ・バヨナ「永遠のこどもたち」「インポッシブル」
◆主演:ルイス・マクドゥーガル、シガニー・ウィーバー、フェリシティ・ジョーンズ、トビー・ケベル、ジェニファー・リム、ジェラルディン・チャップリン、リーアム・ニーソン
◆STORY◆難しい病を抱えた母親(フェリシティ・ジョーンズ)とともに墓地が見える家で暮らす13歳の少年コナー(ルイス・マクドゥーガル)は、毎晩悪夢にうなされていた。そんなコナーのもとに、ある晩、怪物がやってくる。そして怪物はこれから3つの真実の物語を話すこと、そして4つめの物語としてコナーが隠している真実を語るよう告げる。抵抗するコナーに構わず怪物は夜ごと現れ、怪物の物語はコナーを突き動かしていく
カーネギー賞とケイト・グリーナウェイ賞をW受賞し、世界的なベストセラーとなっているパトリック・ネスの小説を映画化したファンタジーです。
13歳の少年と、突然彼の前に現れた怪物が繰り広げるエピソードがつづられています。
「パンズ・ラビリンス」が好きなNakajiです。この映画大好きだろうな~って予感しながら見てきました。
大人と子供の狭間にいる13歳の少年コナーは闇を抱える子なんだよね~
そして、そんなコナーの心に宿った闇は、12時7分になると現れるんだよね
それも、巨木の怪物として、それが夢の話なのか、それとも彼の現実の話なのか。。。
なんかよくわからなくなっていくような感じになるんだけど、途中で、あっこの怪物が
彼の闇なんだって気が付くんだよね~
この13歳の子供が抱える闇って相当でかい。母親はがんに侵され、学校ではいじめにあい、
それでも懸命に母親の回復を祈るんだけど、葛藤もある。
そんな生活をずっとしていると、彼も病んでくるのもわかる。
そして13歳という年齢でこのつらい状況を超えなくちゃいけないってこと。
空想の世界だけが彼の安心できる場所だったんだろうな~って思うと涙・涙になりました。
そしてラストの母から息子への贈り物を見たとき、なけたな~
水彩アニメーションの映像がきれいだった~
Nakajiの満足度 ★★★★(4.5) 9/16 劇場鑑賞 61 作
怪物はささやく | |
ジム・ケイ,シヴォーン・ダウド,池田 真紀子 | |
あすなろ書房 |
怪物はささやく [Blu-ray] | |
シガニー・ウィーバー,フェリシティ・ジョーンズ,トビー・ケベル,ルイス・マクドゥーガル,リーアム・ニーソン(声の出演) | |
ギャガ |