ハイネケン誘拐の代償

ハイネケン誘拐の代償
'14：ベルギー　イギリス　オランダ

◆原題:KIDNAPPING MR. HEINEKEN
◆監督:ダニエル・アルフレッドソン「ミレニアム2 火と戯れる女」
◆主演:アンソニー・ホプキンス、ジム・スタージェス、サム・ワーシントン、ライアン・クワンテン、マーク・ファン・イーウェン、トーマス・コックレル 、ジェマイマ・ウェスト


◆STORY◆1983年、オランダ・アムステルダム。大ビール企業「ハイネケン」の会長、フレディ・ハイネケン(アンソニー・ホプキンス)が何者かに誘拐された。世界でも指折りの大富豪であるハイケネンの誘拐は世間を驚かせ、警察も巨大組織による犯行を疑う。だが、その真犯人は、犯罪経験のない幼なじみの5人の若者であった。犯人グループは大胆不敵な計画を実行し、史上最高額(当時)の身代金を要求。全ては上手くいっていたはずだったが、人質であるハイネケンの傲慢な言動に5人は次第に翻弄され、歯車が狂っていく……

1983年にオランダで起きた世界的ビール会社「ハイネケン」の経営者誘拐事件を映画化した実録サスペンスです。

ミレニアム』シリーズなどのダニエル・アルフレッドソン監督が、エミー賞を受賞したジャーナリスト、ピーター・R・デ・ヴリーズのベストセラー本を基に、身代金の行方など謎多き事件の真相に迫ります。

そりやーーーアンソニー・ホプキンスが犯人をおいつめていくって聞けばみたいって思うでしょ(笑)
楽しみにしていってきました。

とにかくこれが実話なんだ…って感じでした。
仲良し５人組がでっかいことをしたいってことで、ハイネケンを誘拐して身代金をとろうとするんだよね。
犯人たちの日常から身を滅ぼしていく姿がたんたんと描かれているよね。
なんかさあ、誘拐するためにアンネの日記のような部屋を作ったりさあ、そんなことできるんなら、
ほかにこの技術いかせれるんじゃない？って思ってしまうけどね～
そしてこの犯人たちに余裕をみせつけるハイネケン。
なんか、この人すごいな～どれだけわがままなおじちゃんって思ったら、実際もすごいひとだったのかな？
「“裕福”には２通りある。多額の富を得るか、大勢の友人を持つか。両方はあり得ない。」
って言いきるところなんてすごいよね。
その通りに仲良し５人組は壊れていくんだよね～
信じていた仲間もうらぎるんだろ？お金ねこばばするんだろ？的に敵対していくんだよね～
本当にその通りになっていくんだよね。
親友同士だった仲間はそろうことはなう、大金を得たことで信頼できる友人を失うんだよね～
お金って怖いものだな～って改めて思った。

でも、アンソニー・ホプキンスがもっとおいつめていくって思ったから、なんか不完全燃焼だったな～
もっと心理的に描けたんじゃないかと思ってしまう。。。

Ｎａｋａｊｉの満足度　★★★（３．５）　１０／３　劇場鑑賞　７０　作

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	ピーター・R・デ・ヴリーズ,ウィリアム・ブルックフィールド
	KADOKAWA / 角川書店

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