旅人は夢を奏でる
'12:フィンランド
'12:フィンランド
◆原題:TIE POHJOISEEN
◆監督:ミカ・カウリスマキ「モロ・ノ・ブラジル」「年GO!GO!L.A.」
◆主演:ヴェサ・マッティ・ロイリ、サムリ・エデルマン、ピーター・フランゼン、マリ・ペランコスキ、レア・マウラネン、イリーナ・ビョークランド
◆STORY◆ティモ(サムリ・エーデルマン)はピアニストとして名声を得たものの、私生活では妻と子どもにそっぽを向かれていた。そんなある日、ティモの前に怪しい男が現われる。それは、3歳の頃から音信普通の父親レオ(ヴェサ=マッティ・ロイリ)だった。世界中を旅してきたという自称・元ミュージシャンのレオは、家族や親戚に会いに行こうとティモを連れ出し北へと向かうが、レオは秘密を抱えていて……。
「GO!GO!L.A.」などのフィンランド人監督ミカ・カウリスマキが、著名なピアニストである息子と数十年振りに再会した父親とが旅をしながら交流する姿をつづるロードムービーです。
ピアニストの前にわかれた父親があらわれて知人を訪ねる旅をします。
ストーリーは突っ込みどころ満載なんだけど、なんかロードムービーだからみやすかったです。
父と息子が旅をする感じだから、旅先であった人たち、自分の生のルーツとかさあ・・
自分探しの旅なんだよね~
父親は糖尿病なのかな?自分の死期ってわかっていたんじゃいかな?
だから息子に知らせたかったし、合わせたかったんじゃないかなって思いました。
まあ最後は悲劇のような感じでしたけどね。。。
ティモが奥さんのとこに行った時が一番面白かったな~
男の人がつくったプールの水を抜いたり、娘に奥さんとその男の人がなにもないよね?って確認したり、
なかなか、あなた。。。ちっさい男だわっていいたい感じなんだけど、
なんか愛くるしくも見えてくるんだよな~(笑)
かといって、父親が話す言葉は哲学的であり、なんか不思議は映画だったな~
ホテル・フィンランディアでのお父さんとのセッションの枯葉はとても素敵でうっとり。。
このおやじ声はいいよな~。。。
「人生”忘れ物”だらけ」か~
Nakajiの満足度 ★★★★(4.0) 5/11 劇場鑑賞 45 作目