アメリカン・ドリーマー 理想の代償
'14:米
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◆原題:A MOST VIOLENT YEAR
◆監督:J・C・チャンダー「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」
◆主演:オスカー・アイザック、ジェシカ・チャステイン、デイヴィッド・オイェロウォ、クリストファー・アボット、アルバート・ブルックス、ジェリー・アドラー、アシュレー・ウィリアムズ 、アレッサンドロ・ニヴォラ
◆STORY◆1981年、ニューヨーク。犯罪と暴力が氾濫するこの年。生き馬の目を抜くオイル業界で、移民のアベル(オスカー・アイザック)とその妻アナ(ジェシカ・チャステイン)は、クリーンなビジネスを信条にオイルカンパニーを築き上げた。だが、事業拡大のために土地購入の頭金として全財産を投入した直後、彼の成功を阻止しようとする何者かが積荷のオイルを強奪。さらに、脱税の嫌疑をかけられ、家族に脅威が訪れるなど、次々にトラブルが襲いかかる。悪い噂は一気に広まり、ついに銀行からも融資を断られ、信頼し合っていた夫婦間にも亀裂が生じてしまう。刻一刻と破産が迫る中、孤立無援でトラブル解決のために奔走するアベル。だがその期限までは、わずか30日しかなかった……。
『マージン・コール』『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』などのJ・C・チャンダーが放つ社会派ドラマです。
1980年代のニューヨークを舞台に、人々の思惑が入り乱れるオイル業界で翻弄されるひとりの男の生き様を描いてます。
まずこの時代のNYって本当に治安が悪かったなだな~って思いました。
トラックごと強奪する世があたりまえに存在するっているし、
地下鉄というか電車の落書きが怖すぎるって思っちゃいました。
そして、ヨーロッパから逃れてきたユダヤ人が土地の保有者とかだったんだね。
一代で会社を築いた移民のアベル!彼自身がアメリカン・ドリーム。
自分の手で築き上げてきたって自信が満ち溢れているからだろうけど、
新入社員に営業のノウハウを教えるところでもすごくわかる。
逃げちゃだめだ!暴力で返せば負の連鎖になるっとかさあ、クリーンにがんばろうって気はすごくわかる。
でもねえ、それだけじゃ生きていけない世界なんだろうなってこともわかるんだよね。
だからってわけではないけど、クリーンに穏便に過ごそうとしても、
そんな世じゃないから、まったく前に進まないんだよな~
強奪事件のほうが重要だと思うけど、検事は脱税のほうばかりだしね~。。。
理想と現実の違い、何が悪くて何が正しいかなんてわからなくなっている世。
この中とうまく生きていくのが、アメリカで勝ち抜く方法なんだろうな~って思った。
オスカー・アイザックはとってもゴットファーザーにでてくるかのような感じだったな~(笑)
ジェシカ・チャステインはゴージャスでかつ、絶対に何かしているでしょ!あなたって感じの夫人だったよね(笑)
アナや弁護士が向き合っていたのが現実・・・
なんだかクリーンな世界ってなかったのかね~この時代って思ってしまいました。
そしてラスト・・・なんか彼があんな運命をたどることなんかわかってていたように思えた。
そして石油を冷静にとめるところなんて、なんか前の彼と何かがかわったような感じもしたな~
Nakajiの満足度 ★★★(3.5) 1/23 劇場鑑賞 3 作
アメリカン・ドリーマー 理想の代償 [DVD] | |
オスカー・アイザック,ジェシカ・チャスティン,デヴィッド・オイェロウォ | |
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アメリカンドリーマー 理想の代償 | |
Rambling RECORDS | |
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この時代の、生き馬の目を抜く世知辛さと
暴力に満ちたNYの犯罪、そこで正義と成功にかける姿が、
とにかくリアルで、印象に残った作品でした!
本当にリアルな感じした。
この時代の治安の悪さもすごく分かったし、
生き抜くためにはってところがすごくわかったような気がしました。
だからか、綺麗ごとばっかり言っているな~って感じしかしなかった。
奥さんの方が、ギャングの娘だし、よっぽど肝が据わっていた。
最後は、彼も肝が据わったんだなって目でしたね。
きれいごとばっかり言ってはなんもできない世の中だったんだろうな~って思った。
ウン!!同感~(笑)
いつか、何か出るぞ~って、期待しながら観てた
コレ、スリリングで結構お気に入りでした
じっくりと話も展開するし、やっぱりお前か~って感じもありました(笑)