キューティー&ボクサー
'13:米
'13:米
◆原題:Cutie and the Boxer
◆監督:ザッカリー・ハインザーリング
◆主演:篠原有司男、篠原乃り子
◆STORY◆キャンバスをボクシングのグローブで殴るようにして絵を描くボクシングペインティングで注目を浴びた芸術家、ギュウチャンこと篠原有司男。1969年にアメリカへ渡った彼は、その3年後に美術の勉強にやって来た20歳以上も年下の乃り子と出会って恋に落ち、結婚する。学業を放棄したとして実家からの仕送りを止められる乃り子だったが、妻、アシスタント、母として有司男を支え、息子のアレックス・空海の育児に奔走。59歳となって息子も成長したことから、彼女は夫婦の道のりを題材にしたドローイングの創作に取り掛かる。
ニューヨークに在住する81歳の日本人前衛芸術家・篠原有司男と、その妻である篠原乃り子をめぐるドキュメンタリーです。
4年間も密着したみたいですね。アカデミーにノミネートされたことで一躍有名になった感じでしたね。
奥様の篠原乃り子さんが富山出身ということで、富山で話題でした。
私はこの夫婦はぜんぜん知らなかったので、へーーーって感じで見ておりました。
“ギューちゃん”こと篠原有司男は、80歳をすぎてもエネルギッシュってこともすごい!!
そして、まだなお創作意欲があるのもすごい。
ひたすら芸術の道を突っ走るって感じだよね。この破天荒な夫についていく奥様が面白かった。
これみてて思ったけど芸術家は芸術家の妻だからついていけるって感じだったな~
この奥様と旦那さんの会話が面白い。
「あたしのこと無料のアシスタントで、無料の秘書で、無料の料理係とでも思ってんでしょ」
とか本音でずばずば。でも態度は夫への愛情があるだよね~
でもさあ、この生活環境が悪い中でよくお子ちゃま育ったよね。
まあアル中とかいろいろあると思うけど、まあこの年まで子供が育っているってことが
ある意味感心してしまいました。
それ以上にすごいな~って思ったのは、旦那さんの作品の評価をするときは、
すっかりライバルなアーチストの顔になっているんだけど、
息子さんがはじめて描いた絵とかの話になると、すっかり母親の顔なんだよな~
でもねえ、段ボール造形にボクシング・ペインティングこれが芸術って言われても、
Nakajiには感性がないのかわからない。。。(笑)
Nakajiの満足度 ★★★★(4.0) 3/2 劇場鑑賞 20 作目
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