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ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~

2017-12-30 21:46:56 | CINEMA(日本)

ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~
'17:日本

【映画パンフレット】 ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 監督 滝田洋二郎


◆監督:滝田洋二郎「おくりびと」「天地明察」
◆主演:二宮和也、西島秀俊、綾野剛、宮﨑あおい、西畑大吾、兼松若人、竹嶋康成、広澤草、グレッグ・デール、ボブ・ワーリー、大地康雄、竹野内豊、伊川東吾 、笈田ヨシ  

◆STORY◆2000年代初頭。一度食べた味を完全再現できる絶対味覚=“麒麟の舌”の持ち主である佐々木充(二宮和也)は、依頼人が人生最後に食べたい料理を再現して高額の報酬を得る通称・最期の料理人。幼少時に両親を亡くして以来、施設で育ち、自らの才能だけを頼りに生きてきた。ある日、世界各国のVIPが彼の料理を食べに来るという中国料理界の重鎮・楊晴明(笈田ヨシ)から、充は幻のフルコース『大日本帝国食菜全席』の復元を依頼される。楊は1930年代、満州で山形直太朗(西島秀俊)の調理助手としてメニュー作成に協力したが、消息を絶った直太朗とともにレシピ集も散逸されたという。そしてその直太朗もまた“麒麟の舌”を持つ料理人であった。元・天皇の料理番として宮内省に勤めていたが、『大日本帝国食菜全席』作成のため、満州に渡る。やがて、メニュー開発をすすめるうちに、日本と他国の料理を融合して新たなレシピを生み出すことが、民族間の相互理解の助けとなり「料理をもって和を成せる」という考えに至る。その理想に人生すべてを捧げることとなるが、太平洋戦争開戦直前にレシピ集とともに消息を絶ったのであった……。充は、関係者たちの証言を集めながら、消えたレシピの解明に挑むが、やがて70年の時をつなぐ壮大な愛の物語を知る……

『おくりびと』などの滝田洋二郎監督と『母と暮せば』などの二宮和也が初タッグを組み、幻のレシピを追い求める男の姿を描く感動作です。
“麒麟の舌”と呼ばれる究極の味覚を持つ料理人が、戦時下の混乱の中で消失した伝説の“料理全席”を追い求めるうちに、約70年前のある謎に迫る姿を描写します。

いやーーーーこの映画いい意味でやられました。
Nakajiはこの原作もっていたんだけど、読んだ覚えもあるんだけど、
なんか内容覚えてなくて。。。新鮮な気持ちで見てました。

二つの時代が交差して物語は進んでいきます。どっちの時代も上手で、すごく引き込まれていきます。でも、なんでこの子はこんなに完ぺき主義でキリンの舌をもっているのか、
どうしてこの学園が嫌いなのか、、、、どうしてこの学園の理事長に職人になんてって言われるのか。。。

すべてが一つにつながったとき、涙・涙でした。
Nakaji、ニノ見直したというか、二宮和也って俳優ってすごいんだなって思いました。
表情がなんともいえないというか、本当にうまいな~って思いました。
それにつられてか、綾野剛君もいままでみた映画の中で一番好きだったな~

そしてなんといっても西島秀俊さんと、宮崎あおいちゃんがまた上手でね~
1930年代の山形直太朗が守った中国人とスパイ役をしていた部下。。
3人の友情にも泣けました。いろんなこと納得しているんだよ。この山形さんはって思いました。
この昔のことが切なくて、くーーーってなっているときに、また現代に戻って謎解きのように事実がわかったらみんなの温かさ、人の情の深さに涙だったな~
時系列を使う映画もう一つあったけど、こっちのほうが断然よかった。

もう一回本読み直そうって思いました。

Nakajiの満足度 ★★★★(4.0) 11/4  劇場鑑賞 79 作

【映画パンフレット】 ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 監督 滝田洋二郎
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