インセプション

インセプション
’１０：米

◆原題:INCEPTION
◆監督・脚本:クリストファー・ノーラン「ダークナイト」「プレステージ」
◆出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョゼフ・ゴードン＝レヴィット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、トム・ハーディ、マイケル・ケイン

◆STORY◆人がもっとも無防備になる夢を見ている間に、潜在意識の奥深くに入り込み、貴重な情報を盗む“エクストラクト”。この危険な技術で世界最高の腕を持つ産業スパイのコブは、反対にアイデアの芽を潜在意識に植え付ける“インセプション”の依頼を受ける。このほぼ不可能とされる任務を成功させるため、コブは世界中からメンバーを厳選し、最強のプロフェッショナル集団を結成する。だが彼らがいくら周到に計画を立てようが、どれだけ優れていようが、計画を根底から揺さぶる“敵”の存在を、コブはひそかに感じ取っていた…

『ダークナイト』の気鋭の映像作家、クリストファー・ノーラン監督が、オリジナル脚本で挑む、想像を超えた次世代アクション・エンターテインメント大作です
ツイッターであまりにも面白いってあがっていたので、
先行で見に行ってきました

いやーーーーーマジで面白かった～
冒頭からなに？何？そして場面展開してもなになに？みたいな・・・
でもこれははっきりと好き嫌いがわかれそうですよね。

夢から覚めても、まだ夢の中にいるような感覚ってあるよね。
これが本当なのか？それとも幻なのか？自分がいったいどこにいるのか・・・
人間は、必要に応じて作り出された仮想空間に入り込んでいき、
これが現実なのか偽者なのか模索する。

すごいよ
「インセプション」が任務を遂行するマトリックスは、
夢のまた夢の夢と三層構造になっていて、人間がおくにおくに入り込んでいき、そしてその夢の中を行き来して、現実に戻っていくんだよね。
その夢の夢のって入り込んでいくと、ちゃんと時間の流れもちがうから、あーーーーって現実では一瞬で終わることも、夢のまた夢だと、
時間がゆったりとすぎていっている。
そんな中から自分で起きあがるのは、音楽・痛みで現実に引き戻される。
っていうか、これを産業スパイとして商売にしているところがすごいわ！！

この映画さあ、出ていた人すべてよかったね～
キャストも音楽も好きだったわ～
マリオン・コティヤールもエレン・ペイジも雰囲気でてて好きだったな～
謙さんもしっかりと存在感だしていたね～
でも、Ｎａｋａｊｉはやっぱりレオナルド・ディカプリオがよかったね～
レオは本当によかったわ～
年とともに演技も作品も渋くなってきたよね～
彼は優秀なのにそれをことごとく阻止する敵が必ず現れる。
自分自身がマトリックスをつくるのは、現実から逃げたいから？？
彼はそこから抜け出せているのか・・・
その苦悩の顔がもーーーなんともいえなくてさあ・・・

とにかく映画を見て思ったのは、
なんだかんだと突っ込みどころもあるんですが、
この映画を作ろうと思った発想がおもしろいって思いました。
そしてどう撮影したのか！！めざましテレビでやっていたのをみたけど、これは実写でつくっているとか・・・
爆破のシーンや無重力のシーンやら本当にすごい！！
おそるべしクリストファー・ノーランだわ。

Ｎａｋａｊｉ的満足度　　★★★★（４．５）

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