奇蹟がくれた数式
'16;イギリス
'16;イギリス
◆原題:THE MAN WHO KNEW INFINITY
◆監督:マット・ブラウン
◆主演:デーヴ・パテル、ジェレミー・アイアンズ、デヴィカ・ビセ、トビー・ジョーンズ、スティーヴン・フライ
◆STORY◆1914年。イギリスの名門ケンブリッジ大学の数学者G.H.ハーディ教授(ジェレミー・アイアンズ)のもとに、一通の手紙が届く。インドからはるばる送られてきたその手紙には驚くべき定理が書かれており、ハーディは差出人を大学に招聘する。その差出人ラマヌジャン(デヴ・パテル)は、インドで事務員として働く傍ら、独学で数学の研究をしていた。他の教授たちは、身分が低く学歴もない彼を拒絶。ラマヌジャンは孤独と過労が重なり、ついに重い病に。ハーディは彼の代わりに奇蹟の証明に立ち上がる。
『スラムドッグ$ミリオネア』などのデヴ・パテル、『運命の逆転』などのジェレミー・アイアンズが共演を果たした実録劇です。
アインシュタインと並ぶ天才と呼ばれたインド人シュリニヴァーサ・ラマヌジャンとイギリス人数学者G・H・ハーディの友情と、二人が数学界に残した軌跡を見つめます。
この映画Nakajiは好きだったな~
イギリスの植民地だったインドからケンブリッジにやって来る天才数学者、ラマヌジャンの攻防は、芸術的な閃きを数字で証明できるか否か? そこを深く深く探求していくきます。
これみてたら不思議なんだよね~
数式は数式で証明してはじめて認知するってすごいよね。だけど、証明はできないけど彼が出した数式にいれると完璧に素数の個数が算出できる。
発想が優先されるってすごいな~って思います。
でも、彼は名門ケンブリッジの閉鎖性と、イギリス人のインド人に対する差別的目線でつぶれていきそうになる。
そのうえ病気に食事もあわなくて本当にかわいそうっていいたくなる。
でも、それにも負けず、ひらすらひたむきに数式に向き合う姿に、先生までの人生観も変えていくんだよね~
ラマヌジャンは奥さんをイギリスによんで生活したいだけなんだよね~本当に。。。
なんで認め合わないんだって思うんだけど、頭のかたい学者を認めさせるには、理論的にしないとダメなんだろうね~
しかしこの二人の関係がものすごくよかった。
ジェレミー・アイアンズが偏屈さがすごくよくてね~それがラマヌジャンと接するたびに人間的になってくるところがなんとも言えないくらいいいんだよね~
彼は病気なおして1年後にイギリスに戻ることを約束してインドへ帰るんだけど、
なんで帰ったかな~って思ってしまいました。
まあ、インドの閉鎖的なお母さんの態度とか、なんかいろいろこの人の人生本当に残念なことがおおくて、帰らずずっとイギリスで研究していたら、本当にもっとすごい人だったんだろうな~って思ってしまいました。
Nakajiの満足度 ★★★(3.5) 12/9 劇場鑑賞 91 作
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田中靖夫 | |
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