チャイルド44 森に消えた子供たち
'15:米
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◆原題:CHILD44
◆監督:ダニエル・エスピノーサ「デンジャラス・ラン」
◆出演:トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、ノオミ・ラパス、ジョエル・キナマン、パディ・コンシダイン、ジェイソン・クラーク、ヴァンサン・カッセル
◆STORY◆1953年、スターリン独裁政権下にあったソビエト連邦で、9歳から14歳の子供たちの変死体が次々に見つかった。死体は一様に全裸で胃が摘出されており、さらに山間部であるのに溺死していると不審な点が多かったものの、理想国家を掲げる体制のもと犯罪は存在しないとされていたため、事故として扱われた。親友の息子が死に、秘密警察MGBの捜査官レオ(トム・ハーディ)は真相を追いはじめるが、国家の妨害に遭い妻(ノオミ・ラパス)には不当にスパイの嫌疑がかけられる……。
09年版「このミステリーがすごい!」海外編で第1位に輝いたトム・ロブ・スミス原作のミステリー小説を映画化です。
1950年代のソ連を舞台に、子供ばかりをターゲットにした連続猟奇殺人事件の真相を暴こうとする秘密警察捜査官の姿を追います。
なかなか見応えがある映画だったな~っていうか、どんよりの映画だったね。
1953年、スターリン独裁政権下のソ連で子供ばかりを狙った未曽有の連続猟奇殺人事件が起こります。地上の楽園を標榜する理想国家にあっては病理的な殺人者という存在を認めておらず、理不尽な上層部は事件そのものを闇に葬ろうとします。
地上の楽園で殺人はないってすごいこと言ってた時代があるものだな~
主人公も闇を持っております。
ウクライナの孤児院を逃亡した少年が軍人に拾われ、レオと名づけられたんだよね~
なんか、だからなのか、部下が無意味に親を殺すシーンなんて、すごく怒りをみせたのはここから来るだろうな~
奥さんとも愛し合っているのかと思いきや、怖いから結婚しただなんて・・・
なんだかこの人もつらいな~って感じでしたね。
この時代って本当に誰がスパイで誰が正しいのか本当にわかんない。
官僚たちはどうしようもないくらい不正ばっかりで、正しいこともしない、
都合が悪くなったら殺せってどんな国だったのか!って思ってしまいます。
まあこの時代のソ連はそんな世の中だったのでしょうね。
物語は犯人を追いつめていくのと同時に、官僚に追われるというのでとっても息詰まる映画でした。
でも、偏屈な警察署長ゲイリー・オールドマンがいい味だしててね~
偏屈な警察署長なんだけど、真実を一緒につきとめてくれるところななんとも言えない気分に
なりましたね~
そして困難を乗り越える二人はやっと夫婦になれた感じでしたね。
トム・ハーディ素敵だったわ~
Nakajiの満足度 ★★★(3.5) 9/27 劇場鑑賞 68 作
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トム・ハーディ,ゲイリー・オールドマン,ナオミ・ラパス,ヴァンサン・カッセル | |
ギャガ |
そうなんですね~原作って重厚なイメージありますね!
たしかになんで?ってところも結構あったから、
原作読んでいらっしゃる方は物足りないでしょうね。
あと、トム・ハーディの肥えっぷり。
原作を読んだら多分全然違うんだろうなーと思いました。
端折っちゃったのかなあ。
原作を読んだ身としては、ちょっと物足りなかったです
でも、映画となるとこのくらいの方が分かりやすいかもですね
長編でしたか!!
結構じゅうこうな作品でしたよね~
だからちょっと切り詰めた作りになっていますが、ドラマにしたらもっと見応えがある作品になるかもしれません。
その中では画き切れない部分があるにしても重厚な作りのいい作品だったと思います。
TBお願いします。