もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら
'11:日本
◆出演:前田敦子、瀬戸康史、峯岸みなみ、池松壮亮、川口春奈
◆STORY◆病気で入院している親友の夕紀の代わりに、程久保高校野球部のマネージャーになった川島みなみ。しかし、程高野球部は万年一回戦敗退の弱小チーム。なんとか立派なマネージャーになり、野球部を甲子園に連れて行きたいと思ったみなみは、書店で世界中のマネージャーが読んでいるというP.F.ドラッカーの「マネジメント」を勧められる。その本の中の一節に感動したみなみは、ドラッガーの理論に基づき、野球部のマネジメントを始める。
試写会は中学生・高校生でわんさかです。
2009年12月に発売されて以来、電子書籍を含め累計発行部数200万部を突破しているベストセラーを映画化した青春ストーリーです。
試写会で行ってきました。
Nakajiはい。。。AKBはさーーぱりわかりません。
わかるのも何人かなんだけどね。。
その中でわかる、前田敦子ちゃん主演です。
映画の総合プロデュースはもちろん秋元康さん、そして原作の岩崎夏海さんも、AKB48のプロデューサーだったんだってね。納得・・・
この本を書いているときも、AKBのメンバーにたとえながら描いていたとか・・・
まあはっかりいって青春アイドル映画って感じになっていましたね。
原作読んでも思ったけど、やっぱりこの本ってうまく描いているって思いました。
ピーター・ドラッカーの名著「マネジメント」に感動して、ドラッカーの至言や理論を野球部の活動の中で実践していく。そして舞台は高校野球だよ。
高校野球って利益云々ってわけではなく、純粋に野球なんだよね~
だから引き込まれていく感じはあったな~!!
野球部という『組織』の『顧客』は誰なのか?
その顧客に提供する価値は何なのか?
野球部という組織の『マーケティング』と『イノベーション』はなんなのか??
そして自分は何をすべきなのか。。。
「マネジャーにできなければならないことは、そのほとんどが教わらなくとも学ぶことができる。しかし、学ぶことができない資質、後天的に獲得することのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が一つだけある。才能ではない。真摯さである。」
んーーーってこれ書いてたらほんの感想になりそうだな~(笑)
映画はもうちっと「マネジメント」について書いてほしかったな~ってところはあります。試写会でも見に来ていたのは中学生、高校生が大半!!
そんな子たちにわかりやすく興味をもつように経営学を教えるためにも、
もっと詳しくわかりやすく書いてほしかったな~って思います。
また、高校野球を描いてほしかったな~って思いました。
まあなんだかんだと、Nakajiは何度かうるってきてましたけどね~
やっぱり試合後の部室でのシーンはうるってきたし、
最後の病院のシーンもうるってきたし。。。
って感動してるやんって感じでしたけど(笑)
やっぱりスポコンものは弱いな~って自分で思ってしまいました。
Nakajiの満足度 ★★★(3.0)
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