ハクソー・リッジ
'16:米、オーストラリア
'16:米、オーストラリア
◆原題:HACKSAW RIDGE
◆監督:メル・ギブソン「アポカリプト」
◆主演:アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、テリーサ・パーマー、ヴィンス・ヴォーン、ヒューゴ・ウィービング、レイチェル・グリフィス
◆STORY◆ヴァージニア州の田舎町で育ったデズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)の父トム(ヒューゴ・ウィーヴィング)は第1次世界大戦出征時に心に傷を負い、酒におぼれて母バーサ(レイチェル・グリフィス)との喧嘩が絶えなかった。そんな両親を見て育ち「汝、殺すことなかれ」との教えを大切にしてきたデズモンドは、第2次大戦が激化する中、衛生兵であれば自分も国に尽くせると、父の反対や恋人ドロシー(テリーサ・パーマー)の涙を押し切り陸軍に志願する。グローヴァー大尉(サム・ワーシントン)の部隊に配属され、上官のハウエル軍曹(ヴィンス・ヴォーン)から厳しい訓練を受けるデズモンド。生涯武器には触らないと固く心に誓っている彼は、上官や仲間の兵士たちから責められても頑なに銃をとらなかった。ついに命令拒否として軍法会議にかけられても貫き通した彼の主張は、思わぬ助け舟により認められる。1945年5月、グローヴァー大尉に率いられ、第77師団のデズモンドとスミティ(ルーク・ブレイシー)ら兵士たちは沖縄のハクソー・リッジに到着。そこは150mの断崖がそびえ立つ激戦地だった。倒れていく兵士たちに応急処置を施し、肩に担いで降り注ぐ銃弾の中をひるむことなく走り抜けるデズモンドの姿に、感嘆の目が向けられるように。しかし丸腰の彼に、さらなる過酷な戦いが待ち受けていた。
俳優として数々の話題作に出演し、監督としては『ブレイブハート』でオスカーも手にしたメル・ギブソンがメガホンを取って放つ感動作です。
はずかしながら。。。。ハクソー・リッジが沖縄が舞台だったことぜんぜん知らず見に行きました。
第2次世界大戦中に銃を持たずに戦地入りし、多くの負傷した兵士を救った実在の人物をモデルに奇跡の逸話を描きます。
とにかく、この映画本当にすばらしい。何がすばらしいって淡々と事実を描かれてるってことじゃないかな?
どっちが正義っていうような映画じゃなくて、“汝、殺すなかれ”という神の教えをこの戦争中も、
最後まで守った男の話だったのがすごくよかった!
第2次世界大戦の沖縄戦線に衛生兵として従軍し、武器を持たずに人命救助に徹した実在の兵士、
デスモンド・ドスの偉業のルーツです。
この人は、衛生兵として一晩で75名の負傷兵を救った。その中には2名の日本人兵士もいた。
人を殺すのではなく、人を助けるために衛生兵をだからこそ、
助ける対象を区別しなかったのがすばらしいって思いました。
この区別をしてしまえば、、人としての信念を放棄してしまうことになるからだろうな~
この人は、戦争行く前の訓練の時点でも銃を撃つことをしようとしない、
「信念を曲げたら生きていけない」というドスのセリフに泣けました。
やっぱり戦争はこわいというか、戦争っていうものが人を狂わせると思った。
人が人を殺しあう。殺しあわなければ自分がやられてしまう。。。それが戦争なんだと思う。
その中で、たった一人で、ハクソーリッジから崖の下に必死に負傷兵をおろし助ける彼は、
本当に人として素晴らしいとおもった。
信仰とは、信念とはってすごくうったえてきた作品だったな~
Nakajiの満足度 ★★★★(4.0) 7/7 劇場鑑賞 40 作
ハクソー・リッジ(字幕版) | |
ロバート・シェンカン,アンドリュー・ナイト,ビル・メカニック | |
メーカー情報なし |
「ハクソー・リッジ」スタンダードエディション [Blu-ray] | |
アンドリュー・ガーフィールド,サム・ワーシントン,ルーク・ブレイシー,テリーサ・パーマー,ヒューゴ・ウィーヴィング | |
バップ |
貴ブログを始めとしてgooブログさんがTBを廃止されてしまいましたね、残念です。が、コメントでお邪魔しますね。
本作、信仰に基づくものとはいえ、ドスの信念には恐れ入りました。あれだけの状況下にいたら、なかなか自分を貫けないものですが(軍事訓練についても、影での救出劇についても、両方のことを指しております)…。
これがあの狂犬(笑)メル・ギブの作品なのだから、凄いと思いました。
そうなんですよ。TBなくなったんですよ。。。(泣)
メル・ギブの作品好きです。なんかすごみがありますよね~
実際に、沖縄でここに行ったの
。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。
この作品は「戦争」と「信仰」を
相容れぬはずの価値観で苦悩している中に
生きる意味を貫き通した人の崇高さだったわ
本当に生きとおした人ってすごいって思ったよ。