サンドラの週末
'14:ベルギー フランス イタリア
'14:ベルギー フランス イタリア
◆原題:DEUX JOURS, UNE NUIT
◆監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ 、 リュック・ダルデンヌ「少年と自転車」「ロルナの祈り」
◆出演:マリオン・コティヤール、ファプリツィオ・ロンジョーネ、オリヴィエ・グルメ、モルガン・マリンヌ、クリステル・コルニル、ピリ・グロワーヌ、シモン・コードリ、カトリーヌ・サレ、 アラン・エロワ、ミリエム・アケディウ、ファビエンヌ・シャーシャ、ティムール・マゴメジャズィエフ、イシャム・スラウィ、フィリップ・ジュゼット、ヨアン・ジメール、ローラン・カロン、フランク・レズネ、セルジュ・コト、ジャンニ・ラ・ロッカ、ベン・アミドゥ 、キャロル・ジャド
◆STORY◆体調不良のため休職していたサンドラ(マリオン・コティヤール)が職場に復帰しようとした矢先、会社側から職員へボーナス支給するために解雇せざるをえないと告げられてしまう。ようやくマイホームを手に入れ、家族を養うためにも仕事は必要だった。同僚が掛けあってくれたおかげで、週明けの月曜日に投票を行い自分のボーナスを諦める者が過半数に達したら、サンドラは仕事を続けられることになる。同僚たちを訪ね説得して回る、サンドラの長い週末が始まった。
カンヌ国際映画祭パルムドールを2度受賞したベルギーのジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ兄弟による社会派ドラマです。
従業員のボーナス支給のため上司から解雇を言い渡された女性が自身の解雇撤回のため奮闘する姿を描いています。
とにかく、この映画は、「二日と一夜」の話です。
主人公のサンドラは、ふてくされて寝てしまい、励ましてくれる夫の前でもメソメソ泣いてばかりいるんだよね~みんなを説得にいこうって周りが必死に言っても、泣いて安定剤飲んで・・って
この子大丈夫?って感じの女性なんだよね~
解雇を告げられ日に言われたのは、月曜までに16人の同僚を説得し、「サンドラの復職の代わりにボーナスをあきらめる」ことを過半数から引き出さなくてはいけないんだよね~
なんて酷な話なんだって思いながらみてると、やっぱりお金がからむと優しかった同僚も、
自分を守るために必死になるんだよね~まあそれは仕方がないことなんだけど、
サンドラからしてみたら、いたたまれないよな~
でも、同僚の中にはボーナス派から復職派へ転向してくれる者も現れたりするから、
彼女は前進していこうって気持ちになっているんだよね~
良い旦那様と良き友達に恵まれて、この人も一歩ずつ前進していったんだろうな~
結局はって話だったけど、泣いてばかりで精神安定剤のみさくっていた女性が、
なんか一歩一歩自分の足で歩きだす物語って感じだったな~
この会社やめても、あなたはどこでも頑張れるよ!って思ったもん。
しかし、病気になったからとはいえ、会社もどうなんだろうって思ったわ。
それにくらべると日本の企業って1年うつ病とかで休んでも復帰できるんだから、
いろいろ守られているよな~
Nakajiの満足度 ★★★(3.5) 9/2 劇場鑑賞 63 作
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マリオン・コティヤール,ファブリツィオ・ロンジォーネ,オリヴィエ・グルメ | |
KADOKAWA / 角川書店 |
私もこれを鑑賞した時に、不謹慎かもしれないけれど、日本の企業って休職制度とか充実していて凄いな~…と思ってしまいました。
フランス圏は個人主義の国だからかな?同僚の断り方とかもはっきりしていましたよね。
日本だと、オブラートに包む言い方をするかも、です。
本当に日本の企業って恵まれてますよね~
うつ病で1年以上休んでていても普通に出勤で来てますしね。
あっちの人はめんとむかってよくはっきり言えるな~って思いながら見てました。